TOMIX

側面方向幕は実感的な裏貼式シールで再現

裏貼式シールで実感的に再現した側面方向幕

側面方向幕は、以前は窓パーツと一体化した方向幕の前面にシールを貼り付ける方式でしたが、今回の製品では別体化したクリアパーツの裏側からシールを貼り付ける方式にリニューアルしています。これにより実車で採用されていた幕式の方向幕のイメージに一段と近づき、より実感的な見栄えとなりました(写真)。
製品ラインナップは、これまでと同様にスハネフ14形とスハネフ15形を各1両、個室車のオハネ15形2000番代(ソロ)とオロネ15形3000番代(シングルDX)から成る4両セットとオハネ15形0・1100番代(白帯)を単品で用意しています。実車の「富士」と「はやぶさ」は基本編成が同一で、製品ではセット1つと単品2つで6両基本編成を、さらにこれを2組揃えると12両併結編成の「富士・はやぶさ」を組むことができます。印刷済みのトレインマークは「富士」、「はやぶさ」と共に「さくら」も付属しており、基本編成が同一だった末期の「さくら」編成を再現することも可能です。

スハネフ14形は洗面所窓のある車両を再現

洗面所窓のある車両を再現したスハネフ14形
メタル転写シートで再現したスハネフ14形の車体番号

スハネフ14形は洗面所窓のある車両をモデル化しています(写真左)。旧製品の同形は洗面所窓が埋められた姿を再現していましたが、車種を変更したことで、今回は同形のみ車体番号が銀色となっている点も見どころです(写真右)。製品では、スハネフ14形用にステンレス切り抜き文字による車体番号を再現したメタル転写シートを付属しており、その他の形式は白色の車体番号の転写シートを使用します。

一部の標記とパーツが印刷・取り付け済みに!

スハネフ15形の妻面
スハネフ15形の車側表示灯

今回の製品は、側面のドアコック標記、妻面の形式・自重・換算標記、エンド標記など、旧製品では転写シートによる貼り付け式としていた標記類を印刷済みとしました。検査標記年月は、妻面に印刷済みの検査標記枠内に転写シートから選択して貼り付ける方式としています(写真左)。なお、単品のオハネ15形は、0番代と1100番代を再現可能で、それぞれの自重が異なるため、形式・自重・換算標記は転写シートによる選択式としています。所属標記を「富士」と「はやぶさ」の“熊クマ”から「さくら」の“崎サキ”としたい場合は、転写シートの青色ベース付の“崎サキ”を印刷済みの所属標記に貼り重ねて変更することができます(オロネ15形3000番代を除く)。また、車側表示灯も赤いクリアパーツを取り付け済みとしたことで、よりお手軽にお楽しみいただけるようになりました(写真右)。

8月に発売した『ED76形』、さらに10月に発売予定の『EF66形』は、
『14系15形(富士・はやぶさ)』のけん引機としてもおすすめです!
どうぞこの機会に合わせてお買い求めください。