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実車紹介・製品概要

キハ261-1000系(Tilt)実車写真
キハ261-1000系(HET)実車写真

キハ261系1000番代は、「スーパー宗谷」用に登場したキハ261系基本番代をベースに2006年に登場したJR北海道の特急形ディーゼルカーです。車体傾斜装置を搭載し、ブルーを基調としたスタイルで「スーパーとかち」用としてデビューしました。その後、2014年8月より安定運用のため、車体傾斜機能は停止され、以降の増備車では車体傾斜装置が省略されるなど仕様変更が加えられ、それに伴い、先頭部側面のロゴも2015年度の増備車より「Tilt261」から「HET261」に変更されています。さらに、北海道新幹線が開業する2016年3月からは「スーパー北斗」の運用も開始され、現在もキハ183系に代わるJR北海道の主力車両として増備が続き、塗色もホワイトを基調にパープルとイエローを配した新塗装へ変更されています。製品は、塗色変更前の姿をモデル化し、先頭部側面のロゴが「Tilt261」の姿を通常品で、「HET261」となった姿を限定品で発売いたします。また、単品で増結用に『キハ260形1300番代』をモーター付となしでラインナップします。

キハ260形1300番代は小窓がない状態を再現

キハ260-1300形側面

キハ260形1300番代及びキハ260形1200番代の初期車は、側窓の端部に座席1列分の小窓がありましたが、増備の途中で座席1列分のスペースを洗面所と荷物室追加分に充てる仕様変更が行われました。変更直後の車両は既に車体が完成していたため、この小窓を板で塞いだ状態で登場しますが、その後の増備車は当初より小窓のない設計で登場しています。
製品のキハ260形1300番代と1200番代は、設計変更後のタイプをモデル化しており、小窓の跡もない姿を再現しています。

妻面の簡易運転台準備工事も再現

キハ260形1100番代と1200番代の片側妻面には、簡易運転台の準備工事が施されています。普段、連結時には見えにくい部分ですが、製品では薄い板で塞がれた窓やワイパーの付け根、ライト部など、細部に至るまで再現しています。

キハ260-1100形側妻面

老朽化が進む国鉄型のキハ183系に代わり、
北海道特急の主力形式となりつつある「キハ261系1000番代」。
年末の発売に向けて鋭意開発中です!