TOMIX

100番代からの改造車、200番代を新たにモデル化

プレステージモデルのDF200形200番代
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

DF200形200番代は、関西本線で使用されていたDD51形の老朽化に伴う置き換え用として、2016年に100番代からの改造により登場した番代区分です。防音の強化などの改造が施され、原番号に100をプラスした200番代とされました。2016年に出場した123号機を皮切りに、2017年以降に101・105・106・107・116・120・122号機に改造が施され、計8両が200番代に改番されました。
トミックス1/80スケール・16.5mmゲージでは初製品化となるDF200形200番代は、100番代から変更された床下機器や「JRF」マークがなくなった側面など、近年の200番代の各部の特徴を再現し、スタンダードモデルとプレステージモデルの2種を同時発売いたします。

200番代の床下機器を新規製作で再現

新規製作のDF200形200番代の1-2エンド(2-4位)側の床下機器
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
新規製作のDF200形200番代の2-1エンド(3-1位)側の床下機器
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

200番代への改造にあたっては、床下機器の一部が変更されています。
製品でも実車の変化に則して、200番代の床下機器を両側面とも新規製作し、2017年に発売した100番代の製品と形態的な差異を作り分けています。

200番代はブロックタイプのナンバープレートを再現

200番代の車体前面のブロックタイプのナンバープレートを再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
200番代の車体側面のブロックタイプのナンバープレートを再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

DF200形の車体番号は、0番代、50番代、100番代に至るまで、前面・側面共にステンレスの切り抜き文字を貼り付ける形が採用されていましたが、100番代から200番代へ改造される際にブロックタイプのナンバープレートに変更されました。
製品では、200番代のブロックタイプのナンバープレートを再現し、ナンバープレートベースと共に選択式の車体番号を貼り付けるメタル転写シートが付属、さらにプレステージモデルのみ車体番号まで印刷済みのナンバープレートも付属します。
また、実車は全機が愛知機関区に所属していることから、側面下部にある「愛」の区名札は、スタンダードモデルではシールを付属し、プレステージモデルでは印刷済みとしています。

白色の「JRF」マークの0番代もラインナップに追加

赤色のスカートに白色の「JRF」マークのDF200形0番代を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

DF200形0番代は、1994年から1998年にかけて12両が製造され、登場時から一貫して北海道で活躍をしています。1~9号機までの登場時のスカートは赤色、側面の「JRF」マークは赤紫色でしたが、10号機以降のスカートは灰色、側面の「JRF」マークは白色にマイナーチェンジされました。その後、50番代の製造途中で「RED BEAR」の愛称が決定し、後に0番代の側面にも追加され、0番代全機のスカートは赤色、「JRF」マークは白色で統一されています。
2017年に発売した0番代のプレステージモデルでは、スカートは赤色、側面の「JRF」マークは赤紫色の姿を再現していましたが、今回の製品は、スカートは赤色、側面の「JRF」マークは白色とし、「RED BEAR」マークも印刷済みとした、0番代の姿をプレステージモデルで発売いたします。 なお、DF200形200番代のスタンダードモデルとプレステージモデルは2024年1月、0番代のプレステージモデルは2024年2月にそれぞれ発売予定です。

本年のHO情報室は、今回が最後となります。
1年間のご愛顧ありがとうございました。
2024年もどうぞお楽しみに!