TOMIX HO情報室
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いよいよ発売が迫る『DF200形』!
今回は、塗装済みサンプルをもとに、
外観の特徴を中心にご紹介いたします。
2017.05.25up

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 前回は未塗装のボディで、パーツ類も付いていない状態でしたが、塗装が施されると0番代と100番代の違いがよくお分かりいただけるのではないでしょうか。0番代は全12両の内、9号機までがスカートが赤色でJRFマークが赤紫色、10号機以降はスカートが灰色でJRFマークが白色で登場しました。さらに50番代や100番代でも、スカートは灰色でJRFマークは白色とされました。また、50番代の製造途中で「ECO-POWER RED BEAR」というDF200形の愛称が決定し、既に活躍していた0番代も含めて、側面にはロゴマークが描かれるようになりました。なお、0番代は更新時にスカートは赤色に、JRFマークは白色に統一されています。 
 製品では、登場時をプロトタイプとした0番代は、スカートが赤色、JRFマークは赤紫色で再現し、100番代はスカートが灰色でJRFマークは白色としています。また、プレステージモデルの区名札は、0番代が現在では廃止されている鷲別機関区の「鷲」「貨」とし、100番代は五稜郭機関区の「五」「貨」としました。なお、スタンダードモデルはシール貼り付け式となっています。
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 屋根上をご覧ください。丸みを帯びたカバーで両端からエンジンルーム上部にかけて覆われ、ボディと一体感のある独特のものになっています。そして、車体中央部にあるラジエーター室の屋根上には、2基のファンが設置され、その両サイドに排気ガスの排気口があります。DF200形の機械室は3部屋構造となっていますので、中央部に配置されたラジエーターで2基のエンジンを一括して冷却し、屋根からその熱を排出する仕組みになっています。
 製品では、ラジエーターファンを別パーツで立体的に再現、カバーには金属製のエッチングパーツを使用し、網目越しに見えるファンも実感的に仕上げています。
photo 前面上部をご覧ください。0番代と100番代は、現在では更新工事などによって、スカートの色以外はほぼ同じような外観となっていますが、0番代の登場時(写真左)は仕様が若干異なっていました。窓上からぶら下がるワイパーは、"ト"の字型のものが使用されていましたが、その後100番代(写真右)と同型の直線形状のものへと変更されています。さらにホイッスルは、試作車から3号機まではむき出しの状態でしたが、4号機以降はカバー付となりました。その他にも、屋根上カバーのフック掛け用の凹みの配置などに差異が見られます。
 製品ではこうした各部の形状の違いを作り分けています。また、屋根のカバーから飛び出した特徴的な信号炎管や無線アンテナも、別パーツで実感的に再現しています。
北の大地で活躍する「DF200形」。
道内車両のけん引機としていかがでしょうか?
次回の情報室もお楽しみに! 

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