リニューアル工事が施され新塗装となった編成を再現
683系0番代を含む「サンダーバード」用の車両は、2015年から順次リニューアル工事が実施されました。これにより客室内はグリーン車を中心に設備が改良され、外観は長く親しまれている「サンダーバード」らしさと、北陸新幹線の開業に合わせた新しさを表現したデザインとして、塗色は大きな側窓をより強調したものに、シンボルマークはサンダーバードのイラストに北陸新幹線で使用している銅色のラインをあしらったものに変更されました。
製品では、車両を跨いで描かれた躍動感あふれるシンボルマークを印刷済みとし、旧塗装とは色調が異なる窓下の青い帯色も再現しています。
ライト類の点灯パターンをスイッチで切り替え可能
JR西日本では、2011年5月よりホームからの転落防止を目的に、編成併結時に向かい合う先頭車どうしのヘッドライトを点灯しています。
製品でも実車さながらの点灯パターンを再現できるよう、貫通形の先頭車の床下にライト類の切り替えスイッチを備えています。左側の写真2点は共にスイッチ位置「A」のパターンで、前進ではヘッドライト、後進ではテールライトと乗務員室灯が点灯します。右側の写真はスイッチ位置「B」のパターンで、前進と後進のどちらでもヘッドライトのみが点灯する、編成の中間に入る先頭車を再現するためのものです。前面貫通扉が開き、幌が迫り出した状態を再現する前述のギミックと共にお楽しみください。