キハ35系は国鉄の一般形ディーゼルカーで1961年に登場しました。
キハ30形は両運転台車、キハ35形は片運転台車でトイレを装備した車両となっています。
キハ35系列で寒地向けに製造された車両は500番代に区分され、外観上は屋根上のベンチレーターが0番代は丸いグローブ形に対し500番代は角形のベンチレーターを載せていたのが特徴でした。
典型的な大都市圏非電化路線だった相模線にもキハ35系が運用されており、首都圏色だった車両も国鉄末期の1986年頃より地域色としてクリーム1号に青20号の帯を巻いた姿へと変わりました。
TOMIXではこの国鉄 キハ30-0・500形&キハ35-0・500形ディーゼルカー(相模線色)を再現し、発売いたします。
キハ30形、キハ35形とも0番代は首都圏色と同じグローブ形ベンチレーターを装備、500番代は角形ベンチレーターを装備した姿を再現しています。
0番代、500番代とも首都圏色と異なる2灯式シールドビームの姿を新規のライトリムで再現しています。
0番代、500番代とも外ハメ式テールライト形状を前面新規で再現しています。
相模線のキハ35系はほとんどが、改造もしくは後期の車両は新製時から外ハメ式テールライトとなっていました、そこで前面も新規で起こし外ハメ式のテールライトを再現しました。
補強板ありの車体では補強板自体を青色にして塗り分けをおこなっているため、補強板なしの色分けよりも青色部分が全体的に上がっています。
模型でも500番代は補強板ありの姿を、クリーム色の前面に別パーツの青色補強板を取り付けていただくことによって再現する仕様となっています。
また、お好みで屋根を(キハ35は床下も)差し替えることにより0番代を補強板あり、500番代を補強板なしの姿で再現することも可能で、相模線に所属したさまざまな形態の車両にも対応できるようになっています。
前面表示部は交換式で印刷済みパーツ「茅ヶ崎-橋本」を装着済み、交換用「茅ヶ崎-海老名・茅ヶ崎-寒川・橋本-厚木・橋本-原当麻・臨時・普通(白地)」印刷済み別パーツを付属しています。
詳細情報<98129>国鉄 キハ30-0・500形ディーゼルカー(相模線色)セット、<98130>国鉄 キハ35-0・500形ディーゼルカー(相模線色)セットも合わせてご覧ください。
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