TOMIX

2019.6.13
第237号 国鉄貨車 ワム80000形(中期型)/ワム580000形 VOL.1
今回のN情報室は、国鉄貨車 ワム80000形(中期型) を工場から届いた成形試作品で紹介致します。
今回紹介します試作品は同時発売の<98064>ワム580000形貨車セットも同じ仕様となります。
※「成形試作品」とは・・・車両形状を確認する為の試作品。そのため塗装や印刷(ロゴマーク・細部の表現)等は表現されていません。
実車photo

※写真は実車です ※掲載している写真は各種権利の関係上、転載禁止とさせていただきます

ワム80000形は1960年より製造された2軸のパレット荷役用有蓋貨車です。
1968年から製造された中期型は同年のダイヤ改正で貨物列車の最高時速が75km/hに変更された際に増備されたグループで、外観では屋根がプレス構造になるなどの変更が行われ、1970年まで製造されました。
また、鮮魚輸送用に製造されたワム80000形は580000番代に分類され車体が白色塗装となりました。
1975年からは製造が再開され軸間距離を260mm長くし、280000番代となりました。

トミックスではこの280000番代がすでに品番<2714>として製品化されていますが、今回中期型を新たにラインナップいたします。

■280000番代のグループに対し、軸間距離が短いグループとなります


車輪の軸間距離が長くなった280000番代のグループがモデルの品番<2714>ワム80000形に対し、今回製品化した中期型はそれ以前の軸間距離が短いグループになります。

製品でも軸間距離の短い床下を新規製作で再現し、従来品と異なる姿となっています。

■車体もドアレールが短い中期型を新規製作


中期型はドアレールが短いため従来製品とは外観の印象が異なります。

製品ではそれらも再現しています。

■妻面の雨ドイがない中期型の姿を再現


従来品ではあった妻面の雨ドイが中期型ではありませんので、ない姿を再現しています。

■カプラー開口部を極力小さく


カプラー付近は開口部を極力小さくして再現しました。

■サイドビュー


ワム80000形(中期型)
ワム580000形


※TOMIX N情報室ではいち早く情報をお伝えするために試作品の写真を掲載しており、製品とは仕様が異なる場合があります。
※製品によってはメーカー在庫なし、生産終了などのため入手困難な場合があります。ご了承ください。
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