TOMIX

「JR北海道色」を単品で、「国鉄一般色」をセットで発売

「JR北海道色」のキハ40形1700番代
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
「国鉄一般色」のキハ40形1700番代
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
「JR北海道色」は付属のエッチングパーツで、釧路所属車の2エンド側貫通扉にある表示枠を再現可能
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
釧路所属車の「国鉄一般色」は2エンド側貫通扉に表示枠を印刷済みとし、エッチングパーツも付属
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
さまざまなパターンの側面サボを盛り込んだ付属のシール
※画像はイメージの為、実際の製品とは異なる場合があります

2022年3月に北海道釧路地域を撤退する以前の時代設定でモデル化した製品は、「JR北海道色(写真上)」をモーターつきとモーターなしの単品で、「国鉄一般色(写真下)」をモーターつきとモーターなしの2両セットでラインナップしています。「JR北海道色」は釧路所属車と旭川所属車が再現可能で、所属先によって異なる屋根上のホイッスルの取り付け位置は、付属の治具による穴開けで選択が可能です。「国鉄一般色」は特定の車体番号のため、ホイッスルは穴開け済みの指定箇所に差し込む仕様としています。
また、銘板については位置、色違いにも対応できるよう、細密感あるエッチングの別パーツにしました。「JR北海道色」は付属のエッチングパーツで、釧路所属車の2エンド側貫通扉にある表示枠を再現可能です(写真左)。釧路所属車の「国鉄一般色」は2エンド側貫通扉に表示枠を印刷済みとし、実感的に再現できるようにエッチングパーツも付属しています(写真右)。単品とセットのいずれの製品にも、釧路所属車と旭川所属車のさまざまなパターンの側面サボを盛り込んだシールが付属します(イメージ画像)。

片側側面の折り畳み式ステップの有無を作り分け

「JR北海道色」はステップ台座をモールドで再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
「国鉄一般色」はステップが完全に撤去された状態を再現。トイレ点検口も付属のエッチングパーツで個体差を再現可能
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

細部の違いもご覧いただきましょう。製品では、トイレ窓そばの乗客用ドアの脇にある折り畳み式ステップの台座をモールドの有無で作り分けています。「JR北海道色」はステップ台座をモールドで再現しており(写真左)、「国鉄一般色」はステップが完全に撤去された姿としています(写真右)。
また、実車の「国鉄一般色」は、1759番と1766番の元の車両であるキハ40形100番代の製造年時の違いで、トイレ点検口が1759番ではユニット式でフチあり、1766番ではフチなしとなっています。製品の「国鉄一般色」では、付属のエッチングパーツを貼り付けることで、写真のようにフチありの1759番のトイレ点検口を再現できます。

側面の二重窓はパーツ交換で2通りの状態を選択可能。

内側の窓は装着済みの別パーツで夏季の窓枠が上がった状態を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
内側の窓を付属のパーツを交換し、冬季の窓枠が下がった状態を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

キハ40形1700番代は、北海道向けのキハ40形100番代として製造された当初から客用窓が小さく、二重窓が採用されていました。
製品では、この二重窓をより実感的に再現するべく、通常の窓パーツの背面に窓枠を印刷したパーツを取り付ける二重構造としました。夏季に内側の窓枠が上がった状態を再現するパーツを装着済みとしていますが(写真左)、お好みに応じて付属するパーツとの交換によって、冬季に内側の窓枠が下がった状態を再現することもできます(写真右)。

台車は軸箱支持装置が円筒案内式のDT44A(TR227A)形を再現

軸箱支持装置が円筒案内式のDT44A(TR227A)形台車
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

キハ40形100番代の台車は、101~116番までは軸箱支持装置が軸箱守式(ぺデスタル式)のDT44(TR227)形でしたが、117番以降は円筒案内式となったDT44A(TR227A)形に変更されました。ワンマン化改造による700番代を経て、延命改造により1700番代となった現在も、台車は製造時からのものが使用されています。
製品はそのDT44A(TR227A)形台車を、台車枠のフォルムはもちろん、軸箱支持装置などディテールに至るまで立体的かつ実感的に作り込んでいます。

「国鉄一般色」と「JR北海道色」による編成も楽しめる

「国鉄一般色」と「JR北海道色」による3両編成を再現した例
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

「国鉄一般色」をまとうキハ40形1700番代は、単行及び同色どうし、または「JR北海道色」の同形とも連結して運転する姿が見られます。
製品では、セットと単品の組み合わせ次第で編成のバリエーションをお楽しみいただけます。さらに各車両にライト類の切り替えスイッチを備えており、付属のスイッチバーで操作することで、ヘッドライトとテールライト、前面表示器、乗務員室灯の点灯パターンを切り替えることが可能です。これにより、写真のような3両編成の場合、両端の運転台側は前進時にヘッドライトと前面表示器が点灯し、後進時にテールライトと前面表示器、乗務員室灯が点灯、編成の中間で向かい合わせとなる運転台側は、乗務員室灯のみ点灯もしくはすべて消灯が選択可能で、さまざまな点灯パターンを実車さながらに再現できます。

数々のギミックを詰め込んだ『キハ40-1700形』シリーズ。
「JR北海道色」をまとう『タイフォン撤去車』は9月発売予定、
『国鉄一般色』は10月発売予定です。是非この機会にお買い求めください。
次回のHO情報室もお楽しみに!