TOMIX

乗務員室の室内灯も標準装備

クハ76形 ヘッド・テールライトなどの点灯状態

ライト類をご覧ください。製品は、編成の最後尾となる車両の乗務員室室内灯が点灯する仕様としています。蛍光灯に改造後の晩年の姿を再現しているため、室内を白色で照らします。この室内灯を含めたヘッドライトやテールライト、列車番号表示器は併結時にスイッチでON・OFFが選択可能で、ヘッドライトは白熱灯をイメージした電球色、列車番号表示器は蛍光灯をイメージした白色で点灯します。

エッチングパーツで実感的な戸袋窓の中桟

クハ76形 戸袋窓周り

クハ76形の戸袋窓は、Hゴム化改造がなされた後も室内側の窓に木製の中桟が残る車両がありました。そのため、外から窓越しに見えるその桟が印象的でした。
製品では、木製の中桟をイメージした茶色のエッチングパーツを内側から取り付けることで、その姿を再現することができます。

パーツの選択で広がる個性の再現

『横須賀色』と『新潟色』並び

クハ76形の前面部をご覧ください。個体差がある同形は、可能な限りお好みの姿で楽しんでいただけるよう、各部に選択式のパーツを用意しています。まず前面部の手すりは、左右で独立したノーマルタイプ(右)とヘッドマークや行先表示板などを取り付けるためにつながったタイプ(左)を選択することができます。また、台車に取り付ける排障器は、形状の異なる2種から選択できる他(左)、スノープロウとすることも可能です(右)。さらにデフロスタと前面窓下に設置されたベンチレーターは、ユーザー加工により、エッチングパーツを取り付けて再現することができます。

細部のフォルムまでこだわった中間電動車

モハ70形 全体
モハ70形 連結された状態

モハ70形は旧型電車の特徴である1M方式のため、編成に組み込まれる電動車の数だけパンタグラフを上げて走行していました(写真上)。「vol.1」でボディをお見せした際はパンタグラフも含めて未塗装の状態でしたが、ボディに塗装が施されてパンタグラフも黒色になり、ご覧の通り実感的になりました(写真左下)。編成を組めば(写真右下)、吊り掛けモーターを唸らせながら走る往時の姿が甦ってきませんか?

お好みに合わせて選択可能な車側表示灯

車側表示灯(初期型)
車側表示灯(埋め込み型)

車側表示灯をご覧ください。登場時はラグビーボールのような独特な形状をした初期型のものが取り付けられていましたが(写真左)、その後、埋め込み式に改造された車両もありました(写真右)。それも1両すべてではなく、一部分のみ交換された車両も見られるなどの個体差が存在しました。
製品ではパーツを選択式とすることで、どちらの形態も再現できるようにしています。また、初期型の表示灯は塗り分けに合わせて2色用意していますので、お好みの場所に取り付けることができます。

1両も保存されることなく引退した70系も模型の世界では現役です。
ぜひお手元にいかがでしょうか?
次回の情報室もどうぞお楽しみに!