201系は1979年に登場した国鉄の通勤形電車です。
国鉄としては初めて電機子チョッパ制御を採用し、省エネルギー・省メンテナンスな車両として登場しました。
東海道・山陽本線(京阪神緩行線)用の201系は1983年に登場し、スカイブルーをまとい、同線を中心に活躍しました。
2003年からは「体質改善30N」と称したリニューアル工事が施され、外装、内装共に大きく変化し、またさらに2005年頃からはスカートが強化型へと換装されました。
TOMIXではこの201系通勤電車(JR西日本30N更新車・スカイブルー)を再現、製品化いたします。
201系 JR西日本30N更新車は2003年より登場した形態でしたが、登場した当初は強化前のスカートを装備していました。
製品化済の<98715>205系(京阪神緩行線)と類似の形状ながらも、スカート裏側の配管が3本で、205系の2本とは異なる姿を新規製作により再現をしています。
JR西日本 201系の強化型スカートへの変更は2005年頃から開始しましたが、当初ないしは一部の車両はジャンパ栓下部の斜め切り欠きがなく、205系の強化型スカートと似た形状となっていました。
関西地区の201系の中でも短期間ながら確かに活躍をしたスカイブルーのJR西日本30N更新車を、幅広くお楽しみいただけるようにこの特徴あるスカートを新規製作で再現、付属いたしました。
従来の201系 JR西日本30N更新車の製品で再現していたWAU705クーラーは、奈良電車区・森ノ宮電車区に転属し、ウグイス・オレンジ色へと変更となったあとである2008年頃より交換が開始されたものでした。
そのため、 AU75クーラーを搭載していたスカイブルーの時代を再現するべく屋根の取付脚に対応したパーツを新規製作することで再現しています。
せっかく作るのであれば……と、製作にあたりクーラー本体の形状やディテールを見直して今回再現をしました。
クーラー側面の分割ラインや細部の形状がより細密になっているのがおわかりいただけるでしょうか。
こちらのパーツは<PC6065>として4個入りでの発売予定ですので、発売済のウグイス・オレンジ色の交換前の姿を再現するなどの遊び方にもご使用いただけます。
今までのウグイス・オレンジ色の201系JR西日本30N更新車ではLA17を装備していましたが、一昔の姿となるスカイブルーではLA16を装備しています。
京阪神緩行線を中心に活躍したスカイブルーの201系ですが、活躍当時、湖西線・草津線・福知山線での運用もあり幅広く活躍をしていました。
当時の活躍を再現可能な行先・運行番号を印刷したパーツが付属。収録内容は下のイラスト内容となっています。
製品詳細情報<98855>JR 201系通勤電車(JR西日本30N更新車・スカイブルー)セット も合わせてご覧ください。
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