東武鉄道の「SL大樹」は2017年より下今市―鬼怒川温泉間で運行を開始したC11形けん引による蒸気機関車列車です。
2020年には真岡鐵道の325号機を譲受、さらに2022年には123号機が営業運転を開始し現在では蒸気機関車3台体制で運行されています。
C11形325号機は1946年に製造され、当初は茅ヶ崎機関区で使用されたのち米沢機関区に転属し1973年まで使用されました。廃車後は静態保存されていましたが、1998年に動態復元され真岡鐵道で「SLもおか」けん引機としてC12-66と共に活躍していました。
2020年に東武鉄道に譲渡され、アンテナやジャンパ栓などを追加して「SL大樹」のけん引機として活躍しています。
同機は戦時型として製造され、国鉄時代は角型のドームを備えていましたが真岡鐵道での動態復元時に通常の丸いドームに変更されています。
SL大樹用の客車としてはJR北海道・四国より購入した14系座席車が使用されていますが、2021年には12系客車を改造した展望室装備のオハテ12形が登場し、14系とともに使用されています。
東武鉄道での蒸気機関車運行にあたって、ATSを搭載した車両としてヨ8000形がSLとともに使用されています。
TOMIXではこの東武鉄道 C11形蒸気機関車(325号機)および14系・ヨ8000形(SL大樹・青色)を再現し、発売いたします。
キャブ窓は運行時をイメージして開いた姿で再現しています。
「SL大樹」ヘッドマーク付属、ヘッドライトは常点灯基板装備。
東武鉄道での運行に際して新たに炭庫に取り付けられた無線アンテナや、端梁部に増設されたジャンパ栓受けを再現しています。
ヨ8000形は特徴的な増設ヘッドライトを点灯式で再現します。
(※非ハンドル側のヘッドライトのみ点灯、テールライトは非点灯)
床下を新規製作し、増設された蓄電池箱は別パーツで再現、よりスムーズな走行を実現するため床下部をリニューアル、ピボット集電となります。
12系を改造して造られたオハテ12形を新規製作で再現。
展望デッキ部には室内照明を再現したプリズムを装備しており、別売りの室内灯を取り付けることで点灯することができます。
スハフ14形・オハフ15形の屋根は東武無線アンテナが増設された姿を再現。
スハフ14形は床下発電エンジンを別パーツで再現。
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C11-325
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ヨ8000
<98563>
スハフ14
<98563>
オハテ12
<98563>
オハフ15
製品詳細情報<8618>東武鉄道 C11形蒸気機関車(325号機)、 <98563>東武鉄道 14系・ヨ8000形(SL大樹・青色)セットも合わせてご覧ください。
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