北海道に配置されたDD51形は、スノープロウや旋回窓などの耐寒耐雪構造が強化されていたほか、一部でボンネット横のラジエーターカバーが撤去されていたのが特徴でした。
D51形やC57形といった蒸気機関車を置き換え、貨物・旅客列車双方で使用されました。
14系500番代は北海道内の急行列車に使用されていた10系寝台客車、旧型客車の置き換えのため1981年~1983年にかけて0番代からの改造により登場しました。
オユ10形は1957年に登場、郵政省が所有した郵便車で車内に区分棚を備え「走る郵便局」として日本各地で活躍しました。
急行「まりも」は札幌~釧路を結んだ急行列車で、従来同区間を根室本線 滝川・富良野経由で結んでいた急行「狩勝」の一部を石勝線の開業に合わせて同線経由へと変更する形で1981年10月に登場しました。
運転開始当初は10系寝台客車および旧型客車が使用されていましたが、座席車は1982年11月より、寝台車は1983年6月より14系500番代へと変更されました。
TOMIXではこの国鉄 DD51-500形ディーゼル機関車(寒地型)および国鉄 14-500系客車(まりも)を再現し、発売いたします。
運転室屋根は扇風機カバーの無い姿を再現しています。
旋回窓を装備した運転室を再現しています。
前面デッキ部の手すりは中央が直線状のものを再現しています。
国鉄時代に北海道で使用されたDD51形に特有の、ボンネット側面のラジエーターカバーが外された姿を再現しています。
最も代表的な郵便車 オユ10形を新規製作で再現しています。
ベンチレーターは別パーツで再現しています。
オユ10形テールライトは両側ともに点灯、それぞれON-OFFスイッチ付き。
ダミーカプラーは新規製作により軽量客車特有の端梁形状を再現しています。
発電機は別パーツで再現、燃料タンクは丸形・カバー付き形状を選択可能(写真はカバー付)。
寝台車は非常口のある姿を新規製作で再現しています。
スハネフ14-500形の発電機カバーは0番代とは異なる形状を新規製作で再現しています。
製品詳細情報<2250>国鉄 DD51-500形ディーゼル機関車(寒地型)、<98542>国鉄 14-500系客車(まりも)基本セット、<98543>国鉄 14-500系客車(まりも)増結セットも合わせてご覧ください。
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