TOMIX

2022.8.9
第276号 国鉄 72・73形通勤電車(南武線) VOL.1
今回のN情報室は、国鉄 72・73形通勤電車(南武線)を工場から届いた成形試作品で紹介致します。
※「成形試作品」とは・・・車両形状を確認する為の試作品。そのため塗装や印刷(ロゴマーク・細部の表現)等は表現されていません。
photoクモハ73-600形偶数車 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

72・73形は4ドア通勤電車の元祖として登場し、晩年は首都圏近郊や地方ローカル線で置き換え活躍しました。
モハ72形のうち1954年度以降に製造されたモハ72-500は旧63形グループより屋根カーブが浅くなっていたり、戸袋窓などがHゴムに変更、台車もDT17形に変更されました。
後年短編成化で不足する先頭電動車はモハ72形の改造でまかなわれ、モハ72-500の改造車はクモハ73-600となりました。
両形式共に登場時は旧63形と同じ3段窓でしたが、1970年前後の更新工事で側窓がアルミサッシ化された車両も多く存在し、特に南武線にはアルミサッシの車両が多数存在していました。
またクモハ73-600形のうちパンタグラフが唯一連結面側に装備された偶数車は、全15両のうち最も多い時で11両が南武線車両の所属区である中原電車区に在籍しており、南武線の顔ともいえる車両でした。

今回TOMIXではモハ72形として新製された500番代と、クモハ73-600形偶数車を新規製作で再現いたします。

■クモハ73-600形偶数車を新規で製作


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クモハ73-600形偶数車 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

パンタグラフが連結面側に装備されたクモハ73-600形偶数車を新規で製作しました。

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ヘッド・テールライト ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

ヘッド・テールライト、前面表示部は電球色LEDによる点灯、前面表示部はカラープリズムの採用で白色に近い色で点灯。

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TNカプラー胴受け ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

先頭車運転台側は胴受けの小さいTNカプラーを採用。

■モハ72-500形を新規で製作


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モハ72-500形(M) ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

旧型国電使用末期の南武線をイメージし側窓がアルミサッシ化された車両を再現。

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標識灯 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

本製品ではパンタグラフ設置側と反対の妻面に構内用簡易運転台が設置されたグループを再現しており、妻面にある標識灯を再現しています。
(※標識灯は点灯しません)

■DT17形台車を新規製作


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DT17形台車 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

モハ72-500では多数派だったDT17形台車をM・Tともに新規製作で再現します。

■サイドビュー


photo※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

クモハ73-600

photo※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

モハ72-500M

 

詳細情報<98489>国鉄 72・73形通勤電車(南武線)セットも合わせてご覧ください。


※TOMIX N情報室ではいち早く情報をお伝えするために試作品の写真を掲載しており、製品とは仕様が異なる場合があります。
※製品によってはメーカー在庫なし、生産終了などのため入手困難な場合があります。ご了承ください。
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