103系1200番代は営団地下鉄東西線の乗り入れ用として1970年に登場した車両で、基本構造は先に登場していた千代田線乗り入れ用の1000番代と同様ですが、保安装置の違いなどから乗務員扉直後に戸袋窓があり、301系と編成を揃える関係でクモハ102形が製造されたりと、特有の姿となっています。
1972年以降に製造された増備車では側面窓の形状がユニットサッシとなりました。
模型では冷房改造が行われ、AU712形分散クーラーを搭載した姿を再現しています。
製品ではヘッド・テールライト、トレインマークは電球色のLEDにて点灯、トレインマークはカラープリズムの採用により白色に近い色で点灯します。
全車両、車端部の床下配管を表現。
AU712形分散クーラーを新規製作で再現しました。
クーラー横のランボードは別パーツで再現しました。
サハ103形以外の車両は、冷房改造車の特徴である側面方向幕下のユニットサッシが通常のサッシ形状の姿を再現しました。
7両編成で登場した103系1200番代は、当初10kVAの電動発電機をモハ102形、クモハ102形に搭載していました。
AU712形分散クーラーで冷房化改造された際、電源容量を増やすために電動発電機が交換されましたが編成中2両のモハ102形が160kVAの電動発電機に換装された編成と編成中1両のモハ102が190kVAのブラシレス電動発電機に換装された編成がありました。
その後10両編成に組成変更されましたが編成内に複数の電動発電機が混在することになりました。
製品ではそれぞれの床下機器の違いを再現しています。
詳細情報<98470>JR 103-1200系通勤電車基本セット、<98471>JR 103-1200系通勤電車増結セットも合わせてご覧ください。
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