TOMIX

後方時に乗務員室内灯が点灯、トレインマークは3種付属

後方時に点灯する乗務員室内灯
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
「くろしお」「しなの」「やくも」のトレインマークが付属
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

製品では、381系の先頭車クハ381形のヘッド・テールライト、トレインマークの点灯に加えて、編成の後方とした場合に乗務員室の天井部に装着済みの室内灯が点灯します(写真左)。ヘッドライトは電球色LED、テールライトは赤色LED、トレインマークは白色LEDによって点灯します。
また、基本セットには印刷済みのトレインマークとして、いずれもイラストの「くろしお」「しなの」「やくも」の3種類が付属しますので、国鉄時代のこれらの編成を再現する際にお好みのものをお選びください(写真右)。

集電シュー先端が独特な形状のパンタグラフ

集電シュー先端の形状が独特なPS16I形パンタグラフ
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

実車は自然振子式の採用に伴い、低重心化を図るため冷房装置が床下に配置されたことで、屋根上はスッキリした印象となりました。その屋根上で取り分け目を引くのが、モハ380形に2基搭載されているパンタグラフとその周辺の機器類です。
製品では各車両の屋根色はグレーとし、モハ380形のPS16I形パンタグラフは新規製作によって、集電シューが先端にかけて直線的になっている独特な形状も抜かりなく再現しています。さらにパンタグラフ周りの別パーツによる避雷器やベンチレーター、モールドで再現した配管類などと合わせて、381系の屋根上をシンプルながらも実感的に見せています。

連結面の連結器周りの配管を実感的に再現

連結器周りの配管を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

連結面にもご注目ください。トミックスの1/80スケール 16.5mmゲージでは、修学旅行用電車の『155系』と『159系』を製品化した際に、実車がスカートを装備しておらず、むき出しになっている先頭車の連結器両脇の配管類を再現した例はありましたが、各車両の連結面にある連結器周りの配管に至るまで再現したのは、今回の『381系』が初めてとなります。また、車端部のトイレタンクはグレーで表現したパーツを組み込んでいます。ご覧の通り、裾の絞りが大きく特徴的な断面形状とも相まって、さまざまな角度から381系を立体的且つ実感的に再現しています。

増結セットに含まれるグリーン車サロ381形

グリーン車サロ381形
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

381系のグリーン車サロ381形は、中間に柱がある2連式の大型の側窓を採用しているため、他の特急形電車のグリーン車とは印象が異なり、急行形電車のグリーン車のような外観が特徴となっています。また、車販準備室と車販コーナー、業務用室と専務車掌室が前位寄りに、トイレと洗面所が後位寄りに設置されています。
増結セットに含まれる製品のサロ381形では、側面下部に非常口が設けられている車両を再現しており、グリーンカーマークは印刷済みとしています。

本州では唯一現役の国鉄型特急として最後の活躍を続ける381系。
製品は往時の姿を再現しています。ぜひこの機会にお買い求めください。
次回のHO情報室もお楽しみに!