TOMIX

後期型のグレー台車の姿を新たにラインナップ

台車や床下機器の色がグレーに変更された姿を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

1968年から1974年にかけて55両が製造されたEF66形0番代の内、後期型(21~55号機)は新製当初より運転台前面ガラスの汚れ防止を目的に、窓上にひさしが設けられました。車体側面では肩口にある主抵抗器の排気口が4分割のスタイルとなり、機器搬入口は中央部に装備されました。
製品は、いずれもJR西日本に継承され「特急牽引機」として活躍した後期型を再現しており、パンタグラフがひし形のPS17形から下枠交差型のPS22B形に載せ換えられた姿としています。また、実車は2004年頃より検査出場時に台車や床下機器が黒色からグレーへと変更されており、リニューアル再登場となる『黒台車』に加えて『グレー台車』を新たに製品化、それぞれスタンダードモデルとプレステージモデルをラインナップしています。

スカートのKE70形ジャンパ栓、区名札の「関」「流れ星」も再現

スカートはKE70形ジャンパ栓が追加設置された姿を再現
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
区名札の「関」と「流れ星」
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

JR西日本に所属したEF66形は、1990年3月に行われたダイヤ改正により、共通の車両で運用されていた特急「あさかぜ2・3号」と特急「瀬戸」の電源車がパンタグラフを搭載するスハ25形300番代に改められたことに伴い、緊急時にパンタグラフを制御するための装置が運転席に、指令用のKE70形ジャンパ栓がスカート部に追加設置されました。
いずれの製品もこれらの改造が施された姿を再現しており(写真左)、車体側面の運転席窓下にある区名札の「関」と「流れ星」の寝台マークは、『黒台車』と『グレー台車』のスタンダードモデルではシールが付属し、『黒台車』と『グレー台車』のプレスレージモデルでは印刷済みとしています(写真右)。

黒台車、グレー台車で異なるヘッドマークが付属

それぞれの製品に付属するヘッドマーク
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

いずれの製品にもブルートレインのヘッドマークが付属します。モデルとした時代設定に合わせて、『黒台車』のスタンダードモデルとプレステージモデルでは「富士」「はやぶさ」「さくら」「あさかぜ」の4種を(上)、『グレー台車』のスタンダードモデルとプレステージモデルでは「富士・はやぶさ」「さくら・はやぶさ」「あさかぜ」「富士」の4種を揃えています(下)。

『EF66形』と一緒に楽しめる『14系15形(富士・はやぶさ)』は先月発売となりました。
まだお持ちでない方は、ぜひそちらも合わせてお買い求めください。
次回のHO情報室もお楽しみに!