C58形は貨客両用機関車として1938年に登場、その美しい外観と特徴的なスタイルで知られており、北海道や四国を含む日本全国のローカル線で活躍しました。
239号機は1972年の廃車後岩手県営運動公園で静態保存されていましたが、2011年の東日本大震災からの復興支援の一環で復元工事が実施され、釜石線で運行される「SL銀河」のけん引機として活躍しました。
キハ141系はJR北海道の学園都市線(札沼線)の輸送力増強用として50系51形客車を改造して1990年に登場しました。
キハ142・143、キサハ144形の計4両がJR東日本に譲渡され、SL銀河の急勾配区間やトンネルでの補助動力を兼ねた客車として整備されました。
SL銀河のキハ141系は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマとし、星座や動物をモチーフとした模様が描かれているほか、塗装が編成の前から後ろへかけてトーンが変化していく青色となっているのが特徴です。
TOMIXではこのSL銀河の姿を新規製作により再現し、発売いたします。
ランボードや煙突などに装飾の少ない、2014年運行開始当初の姿を再現します。
エンジン部のヘッドライトはシールドビームのLP405形を再現し、リムの銀色を印刷で再現します。
動態復元の際、ATS取付のために新製されたスノープロウも再現しています。
キハ143-701・キハ142-701の先頭側はTNカプラー(SP)装備、アーノルドカプラーアダプター付属。
※C58-239と連結する際はアーノルドカプラーを使用して下さい。
ヘッド・テールライトは白色LEDによる点灯、ヘッドライトはカラープリズムの採用により電球色に近い色で点灯。
※製品のテールライトは赤色プリズム採用により赤く光ります
キハ143-701形は動力車で、C58形との協調用に速度調整・M-13モーター採用。
各車両の座席を可能な限り立体的に再現しています。
キハ142-701では世界で初めて列車に搭載された光学式プラネタリウムのある部屋を可能な限り再現しました。
詳細情報<2009>JR C58形蒸気機関車(239号機)、<98522>JR キハ141系旅客車(SL銀河用客車)セットも合わせてご覧ください。
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