TOMIX

票差しの色は車体色の姿を再現

車体色で再現した車体側面中央部の票差し
※写真は試作品の為、実際の製品とは異なる場合があります
車体色で再現した車体側面端部の票差し
※写真は試作品の為、実際の製品とは異なる場合があります

これまでにトミックス1/80スケール 16.5mmゲージで発売した日本石油仕様の『タキ1000形』では、車体側面にある票差しのモールドに黒い縁取りの印刷を施していましたが、リニューアル品では仕様を改め、中央部(写真左)と端部(写真右)の票差しの色は車体色の姿としました。
製品に車票や種別表示は付属しませんが、タンクに直接配管類やエアータンクが取り付けられた特徴的なフォルムと共に細部の形態を可能な限り再現しています。

転写シートは近年登場した1001番以降も収録

転写シートは旧製品から内容を変更し、近年登場した1001番以降も収録
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

ガソリン専用のタンク車の主力形式として活躍するタキ1000形は、同形の旧製品を発売した2017年以降も増備され、2021年には総数が1000両を超えました。製品ではその点も踏まえて、付属の転写シートは旧製品から内容を変更し、近年登場した1001番以降も収録しました。写真の試作品では1008番の車体番号を貼り付けています。
実車の同形は、前述の通り専用種別が「ガソリン」のため、基本的に積荷はガソリンですが、車両によっては「臨時専用種別」を設定の上で他の油種が積載されるケースもあります。模型に積載物はありませんが、車両を走らせながら「この数両は石油類を運んでいる」という想像をしてみるのも面白いかもしれません。

常備駅は転写シートによる選択式

車体側面にある常備駅の表示は転写シートによる選択式
※写真は試作品の為、実際の製品とは異なる場合があります

鉄道事業者以外の民間企業が所有する私有貨車は、常備駅が定められており、タキ1000形も基本的にはこの「常備駅」から発着する列車で使用されますが、中にはまったく別のエリアで活躍するケースも存在します。
製品では、車体側面にある常備駅の表示を転写シートによる選択式としており(写真上)、車体番号と共にお好みの駅名を選んでお楽しみいただけます。転写シートに収録している常備駅は、「本輪西駅」、「北袖駅」、「根岸駅」、「四日市駅」、「塩浜駅」、「浜五井駅」、「仙台北港駅」の7駅となります(写真下)。

製品に付属する転写シート
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

さまざまな機関車によるけん引やコンテナ貨車との併結運転も楽しめる『タキ1000形』。
製品は5月発売予定ですので、是非この機会にお買い求めください。
次回のHO情報室もお楽しみに!