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実車紹介・製品概要

14系14形(北陸)実車写真

上野と金沢を結ぶ寝台特急列車として、2010年3月まで運転された「北陸」は、14系客車が使用されていた後年に、同区間の列車である急行「能登」との相互補完の関係性から、サービス面での差別化を図り、1989年には個室車が登場、シャワールームも備えて人気を博し、1990年には個室車が追加され、1999年までは12両編成中6両が個室車で運行されました。製品はこの当時の「北陸」をモデル化し、スハネフ14形2両とオロネ14形700番代、スハネ14形700番代による4両基本セットと、スハネフ14形とオハネ14形、スハネ14形750番代2両による4両増結セットを揃えています。

「北陸」編成ならではの特徴的な外観を再現

スハネ14形700番代ファーストショット側面
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
スハネ14形750番代ファーストショット側面
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります
オロネ14形700番代ファーストショット側面
※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります

ファーストショットをご覧ください。北陸方面の観光やビジネス需要に活躍した後年の「北陸」は、設備面も充実していました。写真上はスハネ14形700番代で、オハネ14形を種車とした1人用B個室寝台「ソロ」とシャワールームの合造車です。シャワールームはデッキ寄りに2箇所設置され、ソファーを備えた待合所もありました。写真中はスハネ14形750番代で、こちらもオハネ14形を種車とした1人用B個室寝台「ソロ」です。シャワールームを設置していない分、700番代よりも室数が多く、定員は20名となっていました。写真下はオロネ14形700番代で、オロネ14形を種車としたA個室寝台「シングルDX」です。個室はまくら木方向に11室あり、室内にはソファーベットや洗面台、AV装置などを備えていました。

「北陸」のけん引機、EF64形とEF81形もラインナップ

EF64-1000形(後期型・長岡車両センター・プレステージモデル)、EF81形(長岡車両センター・ひさし付・プレステージモデル)
※写真のEF81形は試作品の為、実際の製品とは異なる場合があります

『14系14形(北陸)』の発売に合わせて、ラインナップに加わった機関車もご紹介しましょう。左は『EF64-1000形(後期型・長岡車両センター)』で、上野~長岡間をけん引した車両を再現しています。寝台列車全廃後は、イベント列車や工事列車のけん引に活躍しています。こちらの製品は『北陸』に先行して発売中です。右は『EF81形(長岡車両センター・ひさし付)』で、長岡~金沢間をけん引した車両で、双頭形連結器を装備する以前の姿としています。『北陸』と同時発売となります。写真は、いずれも手すりなどを金属製としたプレステージモデルですが、共にお求めやすいスタンダードモデルもご用意しています。また、EF64形は、2018年に1001号機に代わって「ぶどう色1号」に白帯をまとう塗色に変更された、高崎車両センターに所属の『EF64-1000形(1052号機・茶色)』も製品化、スタンダードモデルとプレステージモデルを発売しています。

今回はファーストショットまでのご紹介となりましたが、
来たる発売に向けて、鋭意開発中です!
次回もお楽しみに。