TOMIX

2022.9.27(更新2022.11.17)
第277号 国鉄 C55形蒸気機関車(3次形・北海道仕様) VOL.1  >Vol.2
今回のN情報室は、国鉄 C55形蒸気機関車(3次形・北海道仕様) を工場から届いた成形試作品で紹介致します。 一部のパーツが未装着ですがご了承ください。
※「成形試作品」とは・・・車両形状を確認する為の試作品。そのため塗装や印刷(ロゴマーク・細部の表現)等は表現されていません。
photo国鉄 C55形蒸気機関車(3次形・北海道仕様) ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです
実車photo
※写真は実車です ※掲載している写真は各種権利の関係上、転載禁止とさせていただきます

C55形は、大正期に製造されたC51形の後継機として1935年に登場した蒸気機関車で、ボイラー上部の蒸機ドームと砂箱が一体となり、動輪のスポークに「水かき」と呼ばれる補強が取り付けられるなど、同形以前の蒸気機関車と比べて外観が近代化されたのが特徴です。
旭川機関区に所属したC55形は晩年は宗谷本線全線で旅客列車のけん引に使用されましたが、同線の無煙化直前に本州や九州から転入した検査期限に余裕のあるC57形に代替される形で1974年秋頃に全車運用を離脱しました。

トミックスでは1978年版総合カタログで発表し、その後製品化を見送っていた幻のC55ですが、この冬満を持しての発売となります。

■本体ヘッドライト、テンダー(炭水車)ヘッドライト点灯


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本体・テンダーヘッドライト点灯 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

本体ヘッドライト、テンダーヘッドライトは進行方向に応じて点灯。

※補助灯は非点灯となります。

■C55形特徴


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煙室周り特徴 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります


C57形と比べて前面エプロン部の傾斜が緩く、煙室部分が下部まで見えるのが特徴です。

また煙室角はC57形と異なり角ばっています。

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補強の付いた動輪 ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

特徴的な補強(いわゆる水かき)の付いたスポーク動輪を新規製作で再現しました。

※製品ではダイキャスト部に着色がされます

■北海道型としての特徴


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ステップ ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

ステップが前面に移設された姿を再現しました。

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テンダー後部ヘッドライト ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

テンダー後部に埋め込まれたヘッドライトを再現しました。

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タブレットキャッチャー ※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

キャブ側面のタブレットキャッチャーを再現しました。

■サイドビュー


photo※写真は試作品の為、実際の製品と異なる場合があります ※レールは別売りです

C55
(3次形・北海道仕様)

 

※TOMIX N情報室ではいち早く情報をお伝えするために試作品の写真を掲載しており、製品とは仕様が異なる場合があります。
※製品によってはメーカー在庫なし、生産終了などのため入手困難な場合があります。ご了承ください。
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