パナソニックGF1でデジボーグしてみました。


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今回の機材:ミニボーグ60ED+絞りM57+7758+7860×3連+7352+7921+7922+5011+GF1(外付けEVF付)


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500系新幹線 60ED(直焦点)+GF1+トリミング+完全手持ち+ISO100+1/1600秒 撮影:中川昇


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500系新幹線 60ED(直焦点)+GF1+トリミング+完全手持ち+ISO320+1/2500秒 撮影:中川昇


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ケリ 60ED(直焦点)+GF1+ノートリミング+完全手持ち+ISO400+1/500秒 撮影:中川昇 唐古・鍵遺跡付近


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飛鳥の棚田をバックに 60ED(直焦点)+GF1+ノートリミング+完全手持ち+ISO800+1/800秒+1絞り絞る 撮影:中川昇


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ヒガンバナとアオサギ 60ED(直焦点)+GF1+トリミング+完全手持ち+ISO400+1/320秒 撮影:中川昇 唐古・鍵遺跡付近


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近鉄橿原線 60ED(直焦点)+GF1+ノートリミング+完全手持ち+ISO400+1/1600秒+1絞り絞る 撮影:中川昇 近鉄 田原本駅にて


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沈む月 60ED(直焦点)+GF1+ノートリミング+半手持ち+ISO3200+1/15秒 撮影:中川昇 飛鳥にて


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いるか~はくちょう座 GF1+20/1.7絞り開放+ISO1000+8秒露出+ノートリミング 撮影:中川昇 奈良県明日香村にて
星像は絞り開放でも驚異的なシャープさです。2枚の非球面レンズの効果だと思います。 


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GF-1によるカワセミ若 BORG125SD(直焦点)+GF1+9797+半手持ち+ISO800+1/640秒+トリミング 撮影:中川昇 2009/09/19


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GF-1によるカワセミ若 BORG125SD(直焦点)+GF1+9797+半手持ち+ISO800+1/500秒+トリミング 撮影:中川昇 2009/09/19


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GF-1によるカワセミ若 BORG125SD(直焦点)+GF1+9797+半手持ち+ISO400+1/250秒+トリミング 撮影:中川昇 2009/09/19


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GF-1による月面 BORG50EDII(直焦点)+GF1+MMF-1+片持ちフォーク式赤道儀+ISO100+1/40秒 撮影:中川昇 2009/09/24
カワセミと月面を撮るとデジカメの大体の性能が分かりますが、GF-1は高得点で合格です。外付けEVFでピントあわせ。


GF1使用レポート>
1.軽い、パンケーキレンズがコンパクト、ボデーの質感が高いなど、所有欲を満たしてくれる。
2.ボーグに装着した姿が美しい。ボーグによく似合う。
3.ボデーが軽いので、ボーグの接眼部への負担が少なく、接眼部のたわみが少ない。
4.パンケーキを装着して、首からぶら下げた感覚が非常に好ましく、常時携帯したいという気にさせる。
5.別売の外付けEVFは、ファインダー倍率が低く、キメも荒いため、見えは正直良くない。
6.ところが、外付けEVFは、像は見難いにも関わらず、拡大機能があるために、ピントは合わせ易く、ピントの歩留まりは高い。
7.外付けEVFは角度が変更できるので、ウエストレベルで構図が見れる。月面撮影にも有効。
8.背面の液晶は晴天の昼間は使い物にならないほど見難い。
9.ところが、背面の液晶は、室内では抜群に美しく、ピントの確認や色の確認等には実に使えるストレージに変身する。
10. JPEG撮って出しでも、デジボーグ向きの解像感の高い非常に満足のいく画像が出てくる。GH-1よりも上か?
11.動画が素晴らしい。音がステレオでないだけで、他はGH-1と遜色ない。
12.高感度ノイズも少なく、ISO800まで問題なし。ISO1600も常用OK。GH-1といい勝負か?
13.パンケーキレンズは非常に高性能。星を撮ったらぶったまげた。開放からOK。新時代の星野写真が撮れそう。
14.カワセミ・月面共に合格の高画質。ニコン・キャノンもこれは驚異だと思われる。
15.背面ダイヤルは使いにくい。全体の操作性は良好。コンデジの技術が生きていると感じる。
16.内蔵ストロボは格納式で使いやすく優秀。ついつい多用してしまう。
17.シャッターショックは意外と大きい。


<とりあえずのまとめ>

やはり「カメラは使ってみないと分からない。」というのが、今回も感じたことです。とにかく良いカメラです。GF1。皆さんの関心は「G1、GH1と比べてどうなの?」というところだと思います。これは、実に難しい質問ですが、外付けEVFの見難さからいくと、GF1は勧めずらいところです。GF1の後にGH1のEVFを覗くと、段違いの見え味に唖然とします。それほどGH1とG1のEVFは素晴らしいです。というわけで、一般的には、GH1かG1をお勧めします。ただ、個人的には、GF1の画像の透明感が気に入っています。上の作例からも感じる濁りのなさがGF1の魅力のひとつだと思います。

そのうちパナからも、全てを取り込んだ最高級機種が登場するのでしょうが、それを待つのか?それとも今のGシリーズでとりあえず楽しんでしまうのか?各人の判断になりますが、マイクロフォーサーズの魅力、EVFの魅力度の高さからすると、1台マイクロフォーサーズ機を導入してみるのは、良い判断だと思います。ボーグの魅力をさらに高めてくれる、ボーグを旅先に持って行きやすくなる、眼への負担を軽減し、ボーグでのピント合わせを格段に楽にしてくれる、それだけでも十分に購入する価値はあると思います。(09/09/25中川)
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