BORG125SD+EDレデューサーF4DGの作例です。


M42_3_081126[1].jpg

M42(オリオン大星雲)
2008.11.26撮影
2min.*4+10min.*6
Borg125SD+レデューサF4DG[7704](F3.9)
Orion StarShoot Pro
アトラクス、DSIPro+PHDguidingによるオートガイド

薄雲があり、明るい恒星に若干滲みはありますが、周辺部の星像は4隅とも綺麗な丸です。
モニターをお引き受けした時点は画像処理技術が未熟で、125SD+F4DG本来の星像を表現
できなかったことが悔やまれます。撮影・コメント:田邊義浩様


<撮影者のコメント>
昨年末に125SDのモニターをお引き受けしてから1年が経とうとしています。勢いでそのまま購入させて頂き、1年で十数枚の作品を撮影することができました。また、柄にもなく某天文誌に初投稿、初入選を果たすこともできました。この125SDを手にしたことで、機材の性能を作例で表現する難しさを痛感し、画像処理技術も私としては格段に向上したと思います。125SDSがなければ、私の進歩は無かったことは間違いありません。本当に貴重なチャンスを頂きありがとうございました。改めて御礼申し上げます。

1年使用した感想・気付いた点をまとめます。
良い点
・軽量コンパクト+明るい光学系で、ガイドミスが少なく歩留まりがよい。
・遠征にも使用し、かなり乱暴に扱っていますが光軸のズレは全くない。
・2種類のレデューサが使用できるので、撮影対象にあった画角を選択できる。
・特にF4DG(F3.9)は凄いです。周辺減光もAPSサイズでは全く問題になりません。

問題点としては、
・ファインダー台座から眼視ユニットを介してヘリコイドを接続するのでドローチューブ締め付け時のたわみに気を遣う(重い撮影機材用にファインダー台座からヘリコイドを直結するアダプターが欲しいです)。
・APSサイズなら全く問題ないのですが、ラージフォーマットの撮影機材を使う際、鏡筒径に因る周辺減光が心配(でも鏡筒を太くすると重くなってしまいますよね・・・)。
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