36ED(M42ヘリコイドL+M57ヘリコイドII+ミニボーグ鏡筒DX-SD、スリムフラットナー7110仕様)+フジX-T2ボデー 撮影:U様
36ED(M42ヘリコイドL+M57ヘリコイドII+ミニボーグ鏡筒DX-SD、スリムフラットナー7110仕様)+フジX-T2ボデー 撮影:U様
引き伸ばしレンズBORG50mm/2.8(M42ヘリコイドSを二つ重ね仕様)+フジX-T2ボデー 撮影:U様
引き伸ばしレンズBORG50mm/2.8(M42ヘリコイドSを二つ重ね仕様)+フジX-T2ボデー 撮影:U様
<撮影者のコメント>
中川様、ボーグスタッフの皆様。お世話になります。東京都のUです。 夏本番を前に、鳥をほとんど見かけなくなった行きつけの公園ですが、久々に自分の原点に立ち返ろうとコ・ボーグ36ED(7110スリムフラットナー付)と引き伸ばしレンズ50mm/2.8をX-T2につけて出掛けました。とメールを出そうとしたら、36EDヒットのブログ。少し乗り遅れましたか。
ふだんはハイスピード55をメインにしてますが、上記2機種はとにかく小型軽量で、撮れた写真も久々に興奮し、BORGを手に入れたばかりの頃を思い出しました。改めて小型軽量のミラーレスカメラにはぴったりの2機種ですね(旅行や出張のお供としても)。 36EDはM42ヘリコイドL、M57ヘリコイドII、DX-SD(台座外し)、スリムフラットナーの構成で、無限遠から最短でレンズ前60センチくらいまで、最短距離ではシジミチョウがフレームからはみ出る虫仕様です。絞りはなし。ハイスピード55とは鏡筒サイズが同じですが、レンズとレデューサーの関係で36EDがずっと軽量です。絞りが使えればもっとシャープになりますが、今回は接近を優先しました。
引き伸ばしレンズBORG50mm/2.8はM42ヘリコイドSを二つ重ねてレンズ前15センチくらいまで寄れる虫仕様にセットしましたが、無限遠はでません。絞りは5.6(36EDとほぼ同じ)です。 どの写真も1500pxの1:1程度にほぼ等倍トリミングしてあります。 まずコ・ボーグ36EDと50mm/2.8の比較が出来るようにモンシロチョウの似たような構図の写真です。だいたい2機種で同じような大きさで撮影できることがわかります。撮った日も天気も違うので単純比較は難しいですが、50mm/2.8のほうが寄れて絞れる分、鱗粉までよく写りました。 36EDのもう一つの写真は小さなハエトリグモです。この時期、蝶とならんで探し回っている被写体のひとつです。動きが速いのでエナガ並みの難易度ですね。 4枚目ラスト50mm/2.8はムラサキシジミのクローズアップです。ほぼフレームいっぱいに撮ったものをトリミングしてますが、青い鱗粉や胸部の毛がはっきり確認できます。 さすがに複眼までは解像しませんが、マクロレンズのようにも十分使える2機種は、どちらも万能ですね。
弱点はどちらのレンズにもあり、36EDは残念ながら35mmフルサイズに対応出来ないですが、APS-Cまでと割り切れば切れ味抜群の小型望遠システムです。 50mm/2.8は逆光にちょっと弱く、夕焼けや朝日などはゴーストが出てしまうのと開放ではカリカリではなくふんわりした写りです。 近接撮影ではピント範囲がかなり薄く、そよ風さえも大敵になり、撮影はそれなりに難易度が高いですが、撮影出来たときの満足感が高いですね。 最近の機種は連写も優れているので、慣れるまでは連写を使うとピントばっちりの写真を撮れる確立が高くなりますので、あとはどれだけ虫に近づけるか、ですね。 投稿したJPEGよりも自宅PCでRAWで見る写真は遙かにきめ細かく、撮ってよし見てよし、操作してよし、さらに軽いので荷物も少なくてすむ、といいことずくめです。 蝶などあまり近づくと飛んでしまうものや、鳥も狙うなら36ED、甲虫や花など寄れるもの狙いなら50mm/2.8という感じでしょうか。ファインダーが無くても使いやすく、寄れる分構図に自由度があるのは50mm/2.8です。 どちらも近接可能にするには追加パーツが必要ですが、追加パーツは無駄になるどころか、撮影の幅が広がりますのでおすすめです(パーツが余るので追加レンズが欲しくなりますが)・・・。
最後はセールストークみたいになってしまいましたが、夏の間もうしばらく自分の原点に立ち返って36EDと50mm/2.8でマクロ風の撮影を楽しめそうです。 今後もよろしくお願いします。
<中川コメント>
U様から久々の投稿ですが、36EDも引き伸ばしレンズもどちらもよく撮れています。そして何よりも楽しんで撮影されている様子が目に浮かびます。36EDは今週も良く売れていて、やはり昆虫の撮影シーズンと関係がありそうです。例の昆虫のムック本絡みの問い合わせも増えています。
36EDは現在品切れ中ですが、今週中には入荷予定ですので、今ならそれほどお待たせせずに入手が可能です。おすすめは最新のこちらのセットです。将来のグレードアップを考慮したセットなので、長い目でみるとお得です。ボーグのスタートを切るには最適なセットだと思います。36EDによる作例画像はこちらから。ユーザー様の36EDの記事はこちらから。7/15~7/17の3連休はコボーグにはまってみてはいかがでしょうか?ビックカメラで開催中の合同写真展でも1枚だけ36ED+X-pro2のジョウビタキを展示しているのですが、「これがコボーグなのか!驚いた!」という反響があったほどです。
太陽黒点2態 BORG50FL+7215(1.4x)+canon 2xテレコン+ソニーa7Siiボデー 撮影:U様
<撮影者のコメント>
トミーテック 中川様。お世話になります。東京都Uです。 先週から連日太陽黒点が観察できますね! 今朝7/10の日の出時の太陽黒点を50FLで撮影しました。 50FL+7215(1.4x)+canon 2xテレコンをソニーa7Siiにつけて撮影しました。 日の出の時間帯は太陽の色も独特ですし、明るさもまだ控えめなのでフォーカス合わせはしやすく、黒点初心者の自分でも上手く撮れた気がします。 50FLは販売終了してしまった機種で恐縮ですが、初めて太陽黒点をはっきりとらえることが出来て嬉しかったので、写真をお送りします。 写真はトリミングのみで、ファイルサイズが小さかったのでそのまま送ります。
<中川コメント>
本当に久しぶりに大きな黒点が出ています。今日も大きいです。こちらから。この画像は50FLですが、36EDでもそれなりによく撮れます。軽いので毎日撮るには向いています。通勤鞄に入る望遠鏡なのです。
P.S.ここのところ、ハイスピード55で満月前後の月の出や夕日を撮影しています。デジカメは例のフジGFX50Sです。非常にボーグと相性が良いです。今週中に画像をアップできると思いますので、ご期待下さい。
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