夕焼け1（2017/6/25）　ニコン45/2.8＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50S　撮影：中川昇

夕焼け2（2017/6/25）　BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
夕焼け1の撮影機材：ニコン45/2.8＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50S　撮影：中川昇

夕焼け2の撮影機材：BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
フジフイルムさんからGFX50Sのボディーをお借りして、初の作例です。夕焼けの描写があまりにリアルで心底驚きました。いっぺんに愛着が湧きました。一番気になった周辺のケラレですが、夕焼け2の画像で分かるように内径の小さなニコンマウント接続にも関わらず何とほとんどケラレなしです。周辺像は少し乱れますが、天体写真以外なら許容できる範囲は予想以上に広かったです。

ツミの幼鳥1（2017/7/1）　BORG71FL＋7108＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　トリミング　撮影：中川昇
メス親が給餌中です。5羽の幼鳥がいました。カメラ本体が軽いので、手持ち撮影も苦になりません。

ツミの幼鳥2（2017/7/1）　BORG71FL＋7108＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　トリミング　撮影：中川昇
羽ばたきの練習中です。今回暗かったので全てISO6400ですが、大トリミングにも関わらずノイズは目立ちません。

ツミの幼鳥3（2017/7/1）　BORG71FL＋7108＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　トリミング　撮影：中川昇
GFX-50SはX-T2よりもさらに解像感が高い感じです。トリミング耐性も高いです。今度はカワセミを撮影してみます。

ツミの幼鳥3態の撮影機材：BORG71FL＋7860＋6015＋7108＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
ISO6400、手持ち撮影、大トリミングとやりたい放題ですが、全く問題ありません。GFX50Sボディは一眼レフよりも軽く、一眼レフ以上にホールディングが良いので、手持ち撮影に最適です。71FL＋7108との相性も良く、気になるケラレはほぼなし、周辺像もまずまずです。今回の皆既日食の外部コロナの撮影用なら十分に実用になるのではないでしょうか？　

夕日1（2017/7/2）　BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
ケラレはほとんなし。周辺像は少し乱れますが、絞ると少し改善します。いずれにしても想像以上に使える組み合わせです。太陽を画面に入れてもゴーストが出ないので、BORG55FL＋7880セット＋フジGFX50Sボデーの組み合わせは皆既日食の撮影に最適だと思います。

夕日2（2017/7/2）　BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
江の島も写っています。海面の微妙な色の差も実に良く描写されています。撮影していて楽しくなる組合せです。ぱっと見、四隅のケラレはわかりません。

BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
中判サイズともなると背景のボケが実に美しいです。今までにない新鮮な体験が出来ました。すでに手放せません。

夕日の撮影機材：BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
フジGFX50Sに使える200mmF3.6フローライトレンズと考えると、このレンズ、すごく安く感じます。

満月1（2017/7/8）　BORG71FL＋7215＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　トリミング　撮影：中川昇
大トリミングの満月です。71FL＋7215の組み合わせもGFX50Sと相性が良く、使えます。ボーグの可能性が広がります。

満月2（2017/7/9）　BORG55FL＋7880セット（7861を追加）＋キポン製マウントアダプター＋フジGFX50Sボデー　手持ち　ノートリミング　撮影：中川昇
この日は千葉天体写真協会の例会が夕方まであって、その帰りに武蔵小杉駅で月の出と遭遇。例会で会員に紹介した機材がバックに入っていたので、すぐに撮影しました。

＜中川総合コメント＞
まず、貴重なGFX50Sを貸し出していただいたフジフイルム様に深く感謝申し上げます。ボーグに使った感想としては正直な話「このまま返したくない」というところです。それほどインパクトがありました。大昔、35mmフィルムから6×7のブローニーフィルムに移行した際の衝撃に似たショックを受けました。長い目でみていくと、やはり天体写真の主流は中判へゆるやかに移行していくものと思われます。ボーグでは、まずGFX50S用のカメラマウントを試作中です。そして天体写真の使用に耐える中判対応の新補正レンズも開発中です。このインパクト、この描写を少しでも多くの方に味わっていただきたいと感じました。今後のボーグにご期待下さい。

P.S.来週の月曜日7/17は海の日で休業です。よって7/15～7/17は弊社3連休となりますのでご注意ください。また、長期品切れしていた天頂プリズム【7318】が入荷しました。現在即納です。