新製品　コ・ボーグ36EDの対物レンズを使用した電視観望向けの天体用鏡筒セット。
12/15（金）発売

＜本製品の特長＞
●電視観望向けに必要最小限の鏡筒、ヘリコイドをセット化しました。
●対物レンズは口径36mm・焦点距離200mm・F5.6、2群2枚EDアポクロマート。
●31.7mm（アメリカンサイズ）スリーブ差し込みタイプのカメラに対応。
●バックフォーカスが10～20mm、または差し込み部分内側にセンサーがあるカメラが取り付けできます。
●鏡筒にアルカスイスタイプの樹脂台座が装着済みですので、アルカクランプへそのまま搭載できます。
●45mm幅のアリガタプレート【3125】が付属し、台座経由で鏡筒バンドを使用せずに取り付けできます。
●重量は270g（【3125】除く）と同クラスの鏡筒としてはかなり軽量なセットです。
●対物レンズやヘリコイドといった主要パーツは全て日本製となっています。
●本製品の仕様概要はこちら。
●眼視派の方は36ED天体鏡筒セット、デジタルカメラ撮影派は36ED望遠レンズセットIIもおすすめです。

＜本製品開発の背景＞
BORGではこれまで観望用の鏡筒や撮影用の望遠レンズセットはありましたが、電子観望用のセットはゼロでした。そこで電視観望向けに、これまでより手軽でリーズナブルな鏡筒をという視点で本セットの企画がスタート。これまでは充実したセット内容を目指しパッケージ化していたところを「どこまでシェイプアップできるか」とほぼ真逆の目標です。

最初はどのパーツを活かしてどのパーツは省くかか悩みつつも、まずは今回カメラ接続を31.7mmバレル/スリーブに絞ることで、接続用のアダプター類を買い足さずに済むようにしました。また異なるカメラのバックフォーカスに対応するため、従来セットに比べ短い鏡筒を組込み、調整シロを持たせているのも特長です。赤道儀や経緯台に搭載するための台座は鏡筒バンドを介さず、直接固定することで軽量化にも貢献しました。

光学的な部分は2群2枚のシンプルなレンズ構成ながら、センサ―サイズが1インチ程度であれば補正レンズ無しでも良像範囲に収まる上、中心解像度はEDレンズ採用の天体望遠鏡らしいシャープさをお楽しみいただけるかと思います。電子観望向けのBORGらしい1本に仕上がりました。

＜こんなニーズにオススメ＞
・電視観望向けの鏡筒/望遠鏡をなるべく軽量・シンプルにしたい。
・小さなセンサーに合わせられる手軽な鏡筒を探している。
・費用を抑えたいけど、できるだけシャープな鏡筒が欲しい。
・既に使っているメインの鏡筒に同架させて楽しめるサブの鏡筒が欲しい。