BORG WORLD 画像作例集

Witchhead_71FL+7872.jpg
■魔女の横顔星雲周辺 撮影日:2017年12月22日 22:50~ 撮影地:朝霧アリーナ駐車場 撮影機材:BORG71FL、M57ヘリコイドDXII[7761]、レデューサー0.72xDGQ[7872]  赤道儀:SWAT-200(PHD2で一軸オートガイド)  オートガイダー:QHY5L-II、コーワLM75JC  カメラ:Canon EOS 6D (SEO-SP4改造)  ISO感度:3200  露出:300秒×26枚+60秒×15枚+10秒×15枚  画像処理:PixInsight  撮影者:蒼月様

<撮影者のコメント>
トミーテック 中川様。 横浜の蒼月です。明けましておめでとうございます。 昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

新年早々で恐縮ですが、新年のご挨拶代わりに作例投稿させていただきます。 いつもの通り、71FLと7872レデューサーの組み合わせによる、 オリオン座の1等星リゲルと魔女の横顔星雲です。 288mm+フルサイズ機だと、 その北側のNGC1788まで写野に入れることが出来ます。 この領域は、非常に淡い反射星雲や輝線星雲が 思いのほか広範囲に広がっていて、なかなかに壮観ですね。 色とりどりで、夏の天の川周辺に引けを取らない、 大変美しい領域だと思います。 朝霧の東・南天は光害が酷く、少々ノイズが多くなってしまいましたが、 なんとか写し出すことができました。

この軽量コンパクトで明るい光学系には、今年もフル稼働してもらう予定です。 ただ、近年は、F4でも必ずしも「明るい光学系」とは 言われなくなってきました。 300mm前後でさらに明るい光学系の登場を期待せずにはいられません。なお、この画像の高解像度版はこちらからご覧いただけます。 https://flic.kr/p/DfwG9e 1億光年以上彼方にある銀河も幾つか小さく写っているので、 それらを探してみるのも楽しいでしょう。

<中川コメント>
蒼月様、今年もよろしくお願い申し上げます。さすがは朝霧高原での撮影です。淡い星雲の写りが違いますね。蒼月様もおっしゃるように、より明るい光学系も魅力があるのですが、豊富な周辺光量を持つ光学系というのも魅力的です。今後のBORGの新製品にもご期待下さい。休み明けの今日は、レデューサーセットの注文がたくさん来て驚きました。新月に向けてハイスピード5571FL+7872レデューサーセットをご用意される方が多いようです。さらにいうと、1/31の皆既月食はM44プレセぺ星団の近くで起きますので、皆既中の月とM44を同一視野にシャープに写すにはハイスピード55が最適です。この辺も人気の秘密かもしれません。いずれにしても、皆既月食にはレデューサーがあるのとないのとでは、写りが雲泥の差になります。「皆既中の月が明るく写る」「露出時間が短くて済む」「色がきれいに出る」「周りの星もきれいに写る」など多くのメリットがあります。過去の月食の作例はこちらから

P.S.入荷情報と品切れ情報です。本日、6×30ファインダー【0630】が入荷しました。36EDも入荷しておりますので現在全セット(コ・ボーグ36ED見る撮るセット【6135】含む)即納です。、50アクロマートは今日在庫が完売して次回の入荷は1/末の予定です。89EDは見る撮るセット【6285】を含めて在庫僅少です。最新在庫表はこちらから

P.S.2 ありがたいことに今日も投稿画像が多く、年明けからの未掲載画像が相当溜まってしまいました。明日以降順次掲載予定です。2018年は1/31の皆既月食、3/1~3/4のCP+2018、7月の火星大接近と大きなイベントが続きます。BORGを入手するなら今が非常に良いタイミングだと思います。

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