BORG WORLD 画像作例集

01_101EDⅡとD5フィルター.JPG

 02_システム構成.JPG

 03_4月15日の太陽Raw現像トリミング後縮小.JPG

 04_カメラ及び現像設定.JPG

 <撮影者(H様)のコメント1>
トミーテック 中川様。いつもBlogを楽しく拝見させていただいておりました。この度無謀にも初心者のような私がD5フィルターのモニター応募、当選してしまい恐縮しております。ありがとうございました。

昨日は、手持ち機材の中で一番大きく写る組み合わせで使ってみました。D5フィルター+Borg101EDⅡ+鏡筒【7050】【7150】20㎝+ホルダー+ドローチュブ絞り管の大きい方【77532】+しゅう動ベースリング+【9797】+【7508】が2個+【7215】+【7000】+【7922】+【7921】+【5011】+OM-D E-M5マニュアルフォーカスにて (35㎜換算でおよそ1792㎜)  

アストロソーラーフィルターと比べて風が吹いてもパコパコと音がしない事や白色で写る事が画像を見た瞬間から気持ちが良かったです。

まだまだカメラの設定や機材など色々と勉強してピント合わせなどもより良くしていきたいと思っています。文章で書くのが不得意なので詳しくはブログにて掲載いたしました。http://akumakimagure.blogspot.jp/2013/04/20130415.html

2-機材.JPG

1-20130422太陽.JPG

 <撮影者(H様)のコメント2>
トミーテック 中川様。こんにちは、中川さん 京都のHです。D5フィルター(62mm)ありがたく使わせてもらっています。本当にありがとうございました。昨日は101EDⅡで写真と動画を撮りました。中西さんのような迫力のある素晴らしいものはできませんが私なりに試行錯誤してより良く写るように努力していますが、シーイングなどの条件もあり難しいですね。

どのような写り方が良いのか判りませんがモノトーンで粒状班?が有る方が好きなのでRaw現像でモノトーンにしたものを送らせてもらいました。大きなサイズや動画はブログにて公開中です。
http://akumakimagure.blogspot.jp/2013/04/20130422.html
http://akumakimagure.blogspot.jp/2013/04/20130422_22.html
動画 http://youtu.be/pNLqKz2x-qI

機材:D5フィルター+Borg101EDⅡ+【7075】絞りM75+鏡筒【7150】15㎝+ホルダー+ドローチュブ+しゅう動ベースリング+【9797】+【7352】+【7508】2個+【7000】+【7922】+【7921】+【5011】+オリンパスE-M5

<中川コメント>
京都のH様から気合の入ったレポートが2回届きましたので、合わせてご紹介いたします。接眼部にFTFM57【9797】、架台もジンバル雲台っぽい感じで、鏡筒も美しく仕上げておられるなど、センスの良さが光ります。最後の太陽面の作例も画像処理が丁寧で良く写っています。これからもこの調子で撮影を継続してみて下さい。

IMG_1299.jpg

IMG_9022.jpg IMG9051_s.jpg

77ED+D5フィルター82mm+ペンタックスQ:1/1000秒, ISO125 撮影者:CODY様 K_5_0354_s.jpg

77ED+D5フィルター82mm+ペンタックスK-5 1/1250秒, ISO100 撮影者:CODY様

<撮影者のコメント>
中川様。CODYです。この度はモニターの件、ありがとうございます。早速ですが、第一弾のレポートです。4/13(土)午前中にD5フィルターが到着しました。晴天だったので到着早々に実写を行いました。BORG77EDの先端にボーグHPで紹介されている方法で82mm D5フィルターを装着しました。

パーツの組み合わせは写真の通りです。D5フィルターを BORG77EDの先端に付け、7800 + 7749 + 9777 + 7835 + 7860 + 7000 + 5002にPentax K-5とKQアダプタ+Pentax Qで撮影しました。今まで、OASIS D4フィルターPRO 52mmとM57絞り、BORG50EDIIでの撮影がメインでしたが今回撮影して大口径の解像感と色の自然さを感じました。今まで以上に太陽撮影が楽しめそうです。Pentax K-5では直焦点で撮影しJPEG撮って出しでトリミングをしています(小さく撮って、大きく伸ばす)。Pentax Qも同じく直焦点です。KQアダプターが1/1000までなのでRAWで撮影しカメラ内RAW現像で調整後、左右のみトリミングをしています(上下はノートリミング)。

ちなみに50EDII にて撮影した太陽面金星通過のブログは以下です。
http://kingfisher-nature.blog.so-net.ne.jp/2012-06-07
http://kingfisher-nature.blog.so-net.ne.jp/2012-06-08
 
第二段は、BORG50FL AF-BORGにステップアップリングで装着してお気軽太陽撮影をベースにレポートを考えています。

<中川コメント>
CODY様、レポートありがとうございます。CODY様とは、カワセミ撮影仲間でもありますが、天体に野鳥に幅広い活躍をされています。50FLでの作例も期待しております。

77EDⅡHα光比較.jpg
■Hα撮影仕様
コロナドSMⅡ60 + 77EDⅡ + 150mm鏡筒 + ドローチューブ + ヘリコイドM+M57→M36.4AD + 31.7ミリアイピースホルダー + コロナドBF15 + イメージングソースWEBカメラ 撮影者:中西直樹様

89ED白色光比較.jpg

■白色光撮影仕様
D5フィルター(82mm) + 89ED+ 135mm鏡筒(50mm, 25mm, 25mm追加) + ドローチューブ+ヘリコイドM + M57→M36.4AD + 31.7ミリアイピースホルダー + 31.7延長筒 + テレビューパワーメイト2.5X + イメージングソースWEBカメラ 撮影者:中西直樹様

<撮影者のコメント>
こんにちは、中川さん。中西です。BORGスタッフの皆様、体調を崩しておられる方もおられるようですが、どうぞ、お体をお大事に頑張ってください(あと少しで大連休ですから!)

第一弾レポート掲載ありがとうございました。ただ、その後、天気があまりよくなく、4/21(日)に、やっとD5フィルターのセカンドライトができました。今回も、大きな雲がたえず通る隙間を狙ってでしたが、何とか白色光とHα光の黒点域の比較ができました。思ったよりも、違いが大きく、共に非常に興味深いです!

これくらい写れば、白色光でも、変化を追いかけるのがとても楽しいのではないでしょうか?Hαのように数分の変化はよく分からないかもしれませんが、数時間なら十分変化すると思います(動画にすると面白いのでは)皆さんにも、ぜひお勧めです。太陽を観測すると、やっぱり宇宙はダイナミックに活動しているんだなー、生きているんだなー、としみじみ感じます。

ちなみに、太陽撮影とシーイングの関係ですが、これが、なかなか難しいです。もちろん高度が低いと気流の影響をもろに受けます。ただ高度が上がればよいかというと単純ではなく、太陽で地上が暖められ、地表近くの気流が悪くなります。(これは場所により大きく異なるようです。そのため海外の太陽望遠鏡は、湖の中央に設置してあるもあります)

今の時期は、感覚的に10時前後くらいが一番よいことが多いように感じます。夏になると9時前後、冬は地表があまり暖まらないので11~12時前後くらいがよいと感じます。あと、あまりシーイングがよくない日でも、ピンポイントでシーイングが改善するタイミングが結構あります。もちろん、時間があって粘れればですが。そういうタイミングに撮影すると、かなりよい作品が撮れると思います。

あと、ついに36EDのレンズがあがったようですね!補正レンズは、これからの楽しみのようなので、中川さんが言われるように撮影には少し工夫が必要になりそうですね。でも、これはこれで面白そうですね。(もちろん、眼視では特に問題にならないので、いったい土星や月がどれくらい見えるのか興味深いですね)

補正レンズ無しでの撮り方として、まず思いつくのは、センサーの小さいカメラを使用したり、中央部をトリミングすることですよね(とてもシャープでしょうから何の問題もなさそうですね)後は、とりあえずカメラ用のテレコンなどをつけることによっても、中央のトリミングと同じ効果がありそうです(APSやフルサイズなどでは特に)。

月や土星などの撮影だと、コンパクトエクステンダーを使用して中央部のみ使用すれば全く問題ですね。50FLであれだけ木星のうねうねが、写ったことを考えると36EDでも土星の輪くらいは、十分写せそうですね(さらりと言っていますが、こんな小さいレンズで、土星の輪が写るものが、世界中を探しても他にはないのでは?)。

あと、一般写真では、撮り方で何とでもなるとというか、腕が試されそうですね!周辺部の収差を、ボケとあわせて利用すると、主題を浮き立たせた作品が撮れそうですね。セミマクロで花や、あと望遠で動物など、上手に撮れば、カメラレンズとは違う独特の世界観を描写できそうな気がします。とても楽しそうですね!

<中川コメント>
中西さんのレポート第2弾です。今回もぶっちぎりの高解像画像です。素晴らしいです。粒状斑がここまで分解すると嬉しくなりますね。89EDの潜在能力恐るべしですね。新製品の36EDへの期待も大いに語っていただき、ありがたいです。そうなんです。36EDは撮り手の感性を大いに刺激してしまう魔物なんですね。眠っていた好奇心を大いに刺激してくれるという意味では、これほどインパクトのある新製品は今までにないかもしれません。ご期待ください。

P.S.GW前の営業日も今日と明日の2日だけになりました。現在、大量のバックオーダーをせっせと発送している状況です。連休中は販売店をご利用くださるようお願い申し上げます。また、24日の午後から25日の朝にかけて弊社のメールフォームに不具合がありました。よって送信いただいたメールが弊社に未着の可能性があります。弊社からの返信があるはずなのに無いぞ、という場合はタイトルに「再送」と追記して再度メールいただけますと助かります。

P.S.2 明日の朝は西日本で部分月食があります。晴れれば意外と楽しめます。観望&撮影ポイントは欠けている月の欠け際が地球の影によってグラデーションになって見える(写る)ところで、これは月食の時にしか味わえない特別な現象です。東日本では半影月食しか見れませんが、これもデジカメで露出不足気味に写すと意外と欠けている姿が写るものです。さらには、今晩から明日にかけて月の近くに土星が見えます。BORGで見たり撮ったりするとリングが見えたり撮れたりします。土星発見の絶好のチャンスです。今日もBORGブログをご覧いただきありがとうございます。 

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