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EF63形の最終増備グループ『3次形』の登場です!
今回は、その特徴をご紹介いたします。
2014.08.28up

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 EF63形の3次形(22〜25号機)は、1974(昭和49)年から登場したグループです。本来は、23号機を以て増備を終了する予定でしたが、1975(昭和50)年に発生した脱線転覆事故で廃車になった2両の補充用として、1976(昭和51)年に24号機と25号機が追加で製造されました。3次形は、運転室側面の水切りの形状や、後述する各部などに1次形や2次形との差異が見られます。
 製品は、発売中の『1次形』『2次形』と同様に、JR仕様のスタンダードモデルと国鉄仕様のプレステージモデルをラインナップいたします。スタンダードモデルでは、避雷器はLA17形とし、ピンバイスを使用した簡単な加工で横軽用C'無線アンテナが装備された後年の姿も再現できます。プレステージモデルでは、避雷器は換装前のLA15形とし、パンタグラフや各種手すりなどに金属製パーツを多用した、より質感を高めたモデルです。避雷器について詳しくは「EF63形VOL.3」をご覧ください。

※本ページの『3次形』では、ジャンパ栓受けはファーストショットにつき、 外枠に一部欠けが生じております。ご了承ください。
photo  前面部をご覧ください。3次形はテールライトが外ばめ式となり、ナンバープレートは直流機では初めてブロック式が採用されました。そのため、2次形までとは印象も変化しています。
 製品では、外ばめ式のテールライトを緻密なモールドによって再現し、ナンバープレートはエッチングプレートによる貼り付け式として立体感を持たせています。また、テールライトはヘッドライト共々点灯式とし、ON・OFFスイッチによりエンド単位での点灯と消灯を選択できますので、重連や最後尾での運転も実感的に再現できます。
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 EF63形の大きな特徴である2エンド側のジャンパ栓受けは、3次形の登場時にキハ57系やキハ82系の碓氷峠での運用がなくなっていたため、1次形や2次形が装備していた、これらに対応するジャンパ栓受けが当初から省略されました(写真左)。そのため、1次形(写真右)や2次形と比較して若干すっきりした印象となっています。
 製品では、3次形特有のジャンパ栓受けを新規で製作し、的確に作り分けています。
1〜3次形のグループが出揃った『EF63形』。
実車同様、異なるグループどうしでコンビを組んでみるのもいかがでしょうか。
次回の情報室もお楽しみに! 
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