ご好評をいただいている『EF63形』に『1次形』が加わります!
今回は1次形の特徴を2次形も交えてご紹介いたします。
2013.06.27up
EF63形の1次形(2〜13号機)は、1963(昭和38)年に碓氷峠での運用開始に合わせて製造されたグループです。先行試作機の1号機に改良を施し、量産型の先陣を切ったこのグループは、ぶどう色2号の単色塗りで登場し、後に青15号とクリーム1号による新性能直流機標準色へ塗り替えられました。
製品では、昨年発売した『2次形』と同じく、JR仕様のスタンダードモデルと国鉄仕様のプレステージモデルをラインナップいたします。スタンダードモデルは、「横軽用C'無線」アンテナが装備された1990(平成2)年以降の姿も再現できるよう、付属の治具と市販のピンバイスを使用して取り付けが可能です。また、プレステージモデルは、パンタグラフや各種手すりなどに金属製パーツを多用し、より質感を高めたモデルとしています。発売中の『489系(初期型)』や発売予定の『489-300系』などと合わせて、かつての協調運転を再現してお楽しみください。
実車のテールライトは1次形、2次形、共に内ばめ式を採用していますが、レンズ周りの形状が異なっています。
※1次形(写真左)、2次形(写真右)
製品では、このレンズ周りのディテールを、緻密に再現しており、『2次形』と同様にON・OFFスイッチを備えた
点灯式
としています。
屋根上の避雷器は、1次形(写真左)では向かって左側に寄った位置に設置されていましたが、2次形(写真右)以降は中央へ変更されました。また、前面窓から側面、乗務員ドア上まで続く水切り、さらにランボードの形状にも違いが見られます。
製品では、そうした細部に至るまで作り分けており、避雷器はJR仕様のスタンダードモデルではLA17形を、国鉄仕様のプレステージモデルでは換装前の
LA15形
としています。
既に『2次形』をお持ちの方も、実車でよく見られた
『1次形』との重連を再現してはいかがでしょうか。
次回の情報室もお楽しみに!
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