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8月24日に発売となりました『EF63形(2次形)』。
今回は、スタンダードモデルとプレステージモデルの、
仕様による細部の作り分けを中心にご紹介いたします。
2012.08.30up

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国鉄仕様のプレステージモデル(写真左)では、屋根上の避雷器はLA15形としていますが、JR仕様のスタンダードモデル(写真右)では、換装後のLA17形としています。さらにプレステージモデルでは、ホイッスルや信号炎管を塗装済みの金属製パーツとし、質感を高めています。
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EF63形の両端台車に取り付けてあるフランジ塗油用油タンクは、円筒形と角形の2種類があり、15号機以前は円筒形(写真左)、16号機以降は角形(写真右)となっていました。製品では、スタンダードモデルは角形と円筒形を選択式パーツとし、プレステージモデルは角形を取り付け済みとしています。また、検査標記はプロトタイプの時代設定に合わせた記述とし、ATS標記も国鉄仕様ではS形、JR仕様ではSn形とするなど、細部に至るまで的確に再現しています。
photoプレステージモデルのジャンパ栓受けをご覧ください。EF63形の2エンド側のジャンパ栓受けは当初、3次形を除いてディーゼルカー用のジャンパ栓にも対応していましたが(写真の赤いジャンパ栓受けなど)、ディーゼルカーの横軽運転がなくなった後には撤去された車両もありました。製品のプロトタイプである2次形では、15〜17号機がそれに該当し、プレステージモデルでは撤去前の姿を、スタンダードモデルでは撤去後の姿を再現しました。また、スタンダードモデルでは、1エンド側の貫通扉に、後年の姿をイメージしてヘッドマークステーを再現しています(「VOL.1」最下段の写真参照)。
1/80スケール・16.5mmゲージだからこそ味わえる、
EF63形の重量感とその迫力をぜひお楽しみください。
次回の情報室もお楽しみに!
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