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EF63形にニューアイテムが登場。
『2次形・茶色』がいよいよ発売です!
今回はその特徴をご紹介いたします。
2016.05.26up

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 EF63形の18・19・24・25号機は、1997(平成9)年の最後の全検出場の際に、同形登場時の「ぶどう色2号」に塗色が変更されました。また、基本的に18・19号機と24・25号機がそれぞれコンビを組み、懐かしの塗装で同年9月に信越本線の碓氷峠区間(横川〜軽井沢間)が廃止されるまで活躍しました。
 製品ではその内、2次形の18・19号機をプロトタイプに最晩年の姿を再現、避雷器はLA17形、横軽用C'無線アンテナ取り付け用の穴は加工済みとし、2エンド側のジャンパ栓受けは、実車に合わせてディーゼルカー用のジャンパ栓受けが残っているタイプとしています。スタンダードモデルに加えてプレステージモデルもラインナップし、パンタグラフや各種手すりなどに金属製パーツを多用し、より質感を高めたモデルとしています。
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 運転台側面をご覧ください。EF63形は同じ2次形でも、号機ごとに外観に差異が見られます。乗務員ドア上の水切り端部の形状が15〜17号機までのグループは曲線を描いた形状(写真左)なのに対し、18〜21号機のグループでは直線的な形状(写真右)となっています。さらに、乗務員ドアの下部にある補助取手の形状にも違いが見られました。
 製品では、2012年に発売した15〜17号機をプロトタイプとする青色と今回発売する茶色で、それらを作り分けています。また、青色の『EF63形(2次形)』も同時に再生産いたします。
photo EF63形が茶色で登場したのは1次形までで、2次形以降は登場時から青色でした。 そのため、18・19号機は晩年に初めて「ぶどう色2号」をまとうことになり、JR化後の改造で横軽用C'無線アンテナなどを装備しながらも車体は旧塗装という、ある意味で新鮮な姿となりました。
 写真の『489系(あさま)』も6月に再生産予定ですので、多くの方の記憶に残る碓氷峠ラストイヤーの勇姿も再現できます。

塗色のバリエーションも加わり、再現の幅が広がった『EF63形』。
国鉄時代から最晩年まで、さまざまな姿を楽しんでみてはいかがでしょうか。
次回の情報室も、どうぞお楽しみに!
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