BORG125SDモニターレポート・斎木様(1)
BORG125SDモニターレポート:機材編

■はじめに
皆さん始めまして今回125SDのモニタ-に当選いたしました斎木康伸です。どうぞよろしくお願いします。実を言うと僕は野鳥
撮影を始めてまだ半年足らずの初心者なのです。今回の大役が勤まるのか大変心配しております。しかも天体観測をして
いる人達が一度は使って見たいと思う、あこがれの125SDをなんと野鳥撮影に使わせてもらう事となりました。天体マニアの
皆さんゴメンナサイ。
でも野鳥撮影と天体撮影は似ていると思うのです。それは遠くて小さい物をできるだけ大きく、はっきりと写すという目的が同じ
だからです。まあ天体から比べれば小鳥は大きいと言えるのですがチョロチョロと動き回るのでピント合わせが大変です。
モニタ-に選ばれてから125SDでなければ撮れない野鳥写真とは何なのか何日も考えました。天体写真であれば、より暗い
星雲や星団を撮影する事になるのでしょうが野鳥の場合は・・・?明確な答えは出ませんでした。そして最終的な結論は
使って見なけりゃわからん!!です。
■荷物を開封
2/16の土曜日の夜仕事で疲れて帰って来ると大きなダンボ-ルが置いてありました。ラベルを見ると望遠鏡と書いてあります。
ついに来ました125SD!!明日は日曜で天気は晴れです。これは試写に行くしかないでしょう。疲れも吹っ飛び夕食もそこそこ
に早速組み立てにはいります。箱の中身はこんな感じです(画像1010200)。
始めて見る物ばかりです。まん中に有る黒い筒状の物は眼視ユニットです。早い話ドロ-チュ-ブホルダ-の親分です。
すべてがビックサイズとなっています。このドロ-チュ-ブにヘリコイドMかマイクロフォ-カス等を取付ます。僕はすでに
ヘリコイドMを持っているのでそれを使う事にしました。ただ一眼レフ等の重い物を取付けるとヘリコイドが渋くなってしまいます。
そこで取付プレ-トを自作する事にしました。自作加工に自信の無い人はマイクロフォ-カス(9789)等をお勧めします。
■プレートを用意
今日の日の為に取付プレ-ト等を作っておきました。(画素1010202)このプレ-トにレンズ及びカメラを乗せてしまおう
という考えです。ヘリコイドの動きを軽くし光軸を揃える役目をします。
■組み立てる
組立てるとこんな感じです。(画像1010230)ガムの容器は大きさを比較する為の物です。ヘリコイドMが小さく見
えます。取付プレ-トは加工のしやすさから木製とし鏡筒を支えるサポ-トも作りました。当然鏡筒バンドとの
高さは合わせてあります。全体的な強度アップにもなっていると思います。我ながら上出来です。何かワクワク
してきました。ここでカメラ台座を作らなければなりません。レンズの中心とカメラマウントの中心の高さを合わせ
なければなりません。台座で厚みを調整してファインダ-も取付られるようにしました。カメラと一緒に動くので
使い勝手が良いでしょう。
■カメラを装着
いよいよ最終段階です。ヘリコイドMに2インチホルダ-+M57ヘリコイドDX+7214+カメラとつないでいきます。(画像1010215)
  カメラ台座はまだ試作段階なのでこれから改良していく予定です。ファインダ-脚XY(7760)は大変良く出来ています。
光軸調整ネジの下側がスプリングになっているので上側と右側のネジを回すだけで光軸の調整が出来てしまいます。感動もの
です。野鳥撮影の場合は距離によって視差が生じるので、こまめに調整する必要があります。これは便利ですね。
そして出来上がった全景がこんな感じです。(画像1010209)
なんとか明日の撮影に間に合いました。ファ-ストライトに相応しい良い写真が撮れる事を祈るのみです。
目が疲れないよう寝る事にします。ファーストライトはこちら。
(1)  (2)  (3)  (4)
ページトップへ戻る