2006年12月11日 特集: 土星の環を見てみる(3/3)

●ちょっと星座に詳しくなる

空、宇宙と言えば、星座を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。現存する星座は88星座。私たちがよく知る12星座は、この88のなかで最も古いものであると考えられています。起源は、古代メソポタミア文明までさかのぼります。メソポタミアは、太陽やその他の惑星の通り道のため、古来から重要視されてきました。この通り道に現れる星座が12星座で、天体観測もこれを中心に行われたと言われています。また、この12星座のうちのいくつかは、メソポタミアに住んでいた羊飼いによって設定されたとも言われ、そのためヒツジ、ウシ、ヤギと言った家畜が星座に付けられたとも考えられているようです。
このように、古来星座にまつわるさまざまな伝説・神話が伝承されています。12星座と惑星の関係はじめ、ここから空や宇宙へ興味を持つ人も多いようで、入り口としては最適。12月14日、ふたご座の流星群が見られます。まずは、ここからはじめませんか? 冬休みだし、新しい年もくるし、ちょっと夜更かしして冬のキレイな夜空を望遠鏡でのぞいてみましょう!

●惑星たちのおすすめの観察日

《水星・火星・木星が集合》 12月9日(土)~13日(水)明け方の東の空
《土星》 【12月中旬】午後10時ごろ東の空に昇ってきて午前4時ごろに真南。
【2007年1月中旬】午後9時ごろ東の空に昇ってきて午前3時ごろに真南。
【2007年2月中旬】午後7時ごろ東の空に昇って午前1時ごろに真南。
《月と火星・木星が接近》 12月18日(月)~19日(水)明け方

冬の夜空を望遠鏡でのぞいてみよう!
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