2007年11月22日 特集: 組み立てて覗いてみよう(1/3)

はじめての望遠鏡をあなたの「オリジナル」にするために。
暑い暑い夏も終わり、すっかり秋も深まってきました。今年の「中秋の名月」は肉眼でもくっきり美しく、望遠鏡で見た人は格別だったにちがいありません。暦の上での名月は終わっても、秋の空ではまだまだ美しい月やにぎやかな星たちの天体ショーは続きます。
望遠鏡をのぞくとそこは別世界。今回は、望遠鏡を買ってもらった男の子がはじめて望遠鏡をのぞいたときの感動をお伝えします。組み立てて月を見、晴れた夜は星を探す。
それを繰り返していくうちに望遠鏡も夜空もあなたの「オリジナル」になっていくのだと思うのです。

●組み立ててみる。

小学校6年生のケイタ(以下:ケ)くん、お母さんが買ってくれた望遠鏡をひとりで組み立てたいと張り切っています。

「思ったより大きな箱が届きました。まず箱を開けてみてどう?」

ケ:「中にまた小さい箱が箱がいっぱいあるし、箱の外からはどれがどれか分からないから「部品が多いなあ」って最初思った。」

「ちょっと面倒になった?」

ケ:「プラモデルとか組み立てるの好きだから、なんとかやってみる。」
   
「説明書をまず見てみる? それとも、なんとなくはじめちゃう?」

ケ:「ちょっとむずかしそう。箱の外から中に入っているものがわかるといいな。そうしたら、部品が揃ってるかまずわかるし、説明書と合わせやすくなるのにね。でもとりあえず箱から全部出して、説明書を読んでみる。」
   




この春から望遠鏡をはじめてみませんか?
ページトップへ戻る