2006年12月11日 特集: 土星の環を見てみる(1/3)
毎日少しずつ冬が近づいてくるのを感じます。寒いのが不得意な人は、「冬の楽しみ」を見つけてはいかがでしょう。「空をながめる」のもそのひとつ。冬の空は高くて澄んでいるし、いつも人が動いている都心も、年末年始は静かになり、さらにそれは空にも影響があるそうです。冬休み、自宅やふるさとでちょっと夜更かしして望遠鏡をのぞいてみませんか?
12月は、土星のほかにふたご座の流星群や水星・火星・木星・土星が空に集まるなど、神秘的な天体ショーが目白押しです。

●太陽系~土星のはなし《その1》

太陽系の惑星は、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8天体。子ども頃に覚えた「すい・きん・ちか・もく・ど・てん・かい・めい」のめい、冥王星は「太陽系の惑星の定義」によってはずされてしまいました。少し前に話題になったので記憶に新しい方もいるかもしれません。
なかでも環を含めた大きさが一番大きいのが土星。大きくて環があるから、私たちに最も「宇宙を感じさせてくれる」惑星ではないでしょうか? 今年の冬は、土星が見やすい位置にいます。大きな存在と環が見られるなんて、望遠鏡をのぞく価値がぐんと上がると思いませんか!

望遠鏡で土星を見てみよう!
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