BORG WORLD 画像作例集

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■BORG67FL:メーカー在庫完売!

先日より生産中止のご案内をしておりましたBORG67FLですが、メーカー在庫が本日完売致しました。従いまして、以下の製品が在庫完売で終了となりました。ご愛顧ありがとうございました。

◎デジボーグ67FL(WH)望遠レンズセットA【6267】
◎デジボーグ67FL(BK)望遠レンズセットA【6268】
◎ミニボーグ67FL対物レンズ(WH)【2567】
◎ミニボーグ67FL対物レンズ(BK)【2568】
◎BORG67FLカーボンセット【6767】

<中川コメント>
67FLは発売からわずか3年という短命に終わりましたが、焦点距離が300mmと短く、ベストセラーの71FL(f400mm)に負けたこと、2015年に55FLという専用補正レンズを有した競合レンズが発売されたことにより、中途半端な印象を受けたことが生産中止の要因かもしれません。ただレンズ自体はシャープで明るく非常に使いやすいレンズでした。メーカー在庫は払底しましたが、流通在庫としては、こちらの販売店に少し在庫があるかもしれません。ご希望の方はぜひ問い合わせてみてください。→完売したようです。2017年8月の北米皆既日食の撮影機材としても軽量・高性能・コンパクト・分解可能な機材として最適なレンズだと思います。67FLによる作例画像はこちらから。最後に先日の入間航空祭で67FLカーボン鏡筒で撮影した航空機等をご紹介いたします。

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入間航空祭2016/11/3 BORG67FLカーボン仕様7108+7507+7861+ソニーα7Rボデー ISO400 1/8000秒 ノートリ 撮影:中川昇
<中川コメント>67FLは別売の7108を併用すると、324mmF4.8のフルサイズ対応の蛍石使用の望遠レンズとなります。見てください。この解像度の高さ。機体の小さな文字まではっきりと分解しています。原版では扇子の文字までクリアーに読み取れるほどです。カーボン仕様は軽いので振り回しも楽ちんです。3枚ともノートリミングです。
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入間航空祭2016/11/3 BORG67FLカーボン仕様7108+7507+7861+ソニーα7Rボデー ISO400 1/2500秒 ノートリ 撮影:中川昇
<中川コメント>この画像も実にシャープです。機体、機体に書いてある文字(結構面白い)、乗組員、装備、あらゆるものがシャープに描写されており気持ちが良いです。DSC00732s1.JPG
入間航空祭2016/11/3 BORG67FLカーボン仕様7108+7507+7861+ソニーα7Rボデー ISO400 1/5000秒 ノートリ 撮影:中川昇
<中川コメント>これもシャープで高コントラストを実現。この描写を味わいたいならボーグなのです。「よくピントが合いますね」と言われますが、ソニーのピーキング機能を使えば実はこのピントはコンスタントに出てきます。使いこなすとこんなに使いやすいレンズはないですよ。

P.S.品切れ情報です。マルチバンド80Φ【7085】が品切れです。ここのところ、なぜか異常な売れ行きで、あっという間に売り切れました。次回は1/末の予定です。今日はスーパームーンですが、全国的に悪天候で残念です。ただ、明日でもその大きさはあまり変わりませんので、明日の月を撮影しておくと良い記録になると思います。マニアックなネタとしては明日の明け方、富士山の山頂に沈む満月=パール富士を撮影するチャンスが神奈川~千葉であります。詳細はこちらから。天気が厳しいですが、見れればスーパームーンパール富士になります。

P.S.2 今週も新カタログのスタジオ撮影が2日間ほどありますので、会社にいないことが多くなります。お問い合わせのご返事や修理の納期が遅れる可能性があります。ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

★ご愛用者カード廃止のお知らせ★
平素はBORG製品に格別のご愛顧をいただき厚く御礼申し上げます。これまでBORGのセット関連製品に封入し、お客様の声をお聞きしておりました「ご愛用カード」につきまして、諸般の事情により、2016年12月末日出荷分をもちまして廃止させていただくこととなりました。
25年の長きに渡り、「ご愛用者カード」を通じてお客様の貴重な生の声をお聞きし、企画・販売にフィードバックさせていただき誠にありがとうございました。つきましては、「ご愛用者カード」送付のお礼として粗品をお送りさせていただきます期日を、勝手ながら2017年01月31日消印有効とさせていただきます。ご理解、ご了承いただきますとともに、今後ともBORG製品に変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
※なお、今回お送りするお礼の粗品ですが、従来の天文手帳のプレゼントがなくなり、天体カレンダーのみの送付となりますことをご了承ください。また、BORG製品へのご意見や感想は引き続きメールで受け付けております。こちらからお送りいただければ幸いです。(2016/11/15)

P.S.3 ボーグユーザーの方からご愛用者カードの手書きのご意見をいただくのが何よりの楽しみでした。お客様もメーカーとのダイレクトなやり取りを楽しみにされていた方も多かったと思います。個人情報の問題など、時代の流れとはいえ寂しい気持ちは拭えません。ボーグを購入してまだ愛用者カードを投函されていない方は、ぜひお早目に投函下さい。これから購入される方も、プレゼントのオアシス・ダイレクト名入れの天体カレンダーには数量に限りがありますので、ぜひお早目にご決断下さい。

P.S.4 昨日の67FL完売の告知を受けて今日は在庫の問い合わせが相次ぎました。残念ながら新品はもう1台もありません。B品がこちらに若干あるようです。こちらもお早目にご決断下さい。→こちらも完売したようです。今なら愛用者カード付です!

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スーパームーン ミニボーグ45EDII+ペンタックスHD DAリアコンバーター1.4X+ペンタックスQ-S1 ISO100 1/100秒 RICOH Digital Camera Utility 5でRAW現像、ノートリミングで縮小 撮影日時:11月14日18時45分頃 撮影地:青森県青森市内 撮影者:K・I・M様(http://blog.livedoor.jp/xkim/

<撮影者のコメント>
中川様、いつもお世話になっております。どうやら天候により今回スーパームーンの撮影が貴重だったようなので、最良の結果ではありませんが撮影写真を送ってみます。ノートリミングのまま横1500ピクセルに縮小しています。 45EDIIの325mmに1.4Xコンバータで455mm、これをQ-S1に付けると35mm判換算2093mm相当になりますがそれでほぼ画面いっぱいに写るのですから、やはり今回のスーパームーンは大きいです。

<中川コメント>
昨日はネットでもかなり話題になっていましたが、全国的に天気が悪く、非常に貴重なスーパームーンの画像です。投稿ありがとうございます。45EDIIも生産中止品ですが、良く写るレンズでした。天気が回復する明日未明は、アルデバラン食があります。おうし座の赤い1等星、アルデバランが月に隠される現象です。こちらから

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12月発売予定のBORG107FL(写真はカーボン鏡筒仕様・ラックピニオン仕様・微動雲台仕様)
<中川コメント>
BORG製品の整理統合の流れが継続しています。対物レンズはさらに?統合されるかもしれません。その分、新製品も続々と発売されます。目玉のBORG107FLは12月発売に向けて生産中です。モニターの中西さんからも素晴らしい作例画像が届いています。明日16日(水)と17日(木)はスタジオで107FLを始めとする新製品の商品撮影がありますので、終日不在します。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。上のBORG107FLセットの写真は私がロケの合間に手持ちで撮影した写真ですが、実は55FL+7880+ソニーα7Rによるものです。背景のボケも良く、天体だけでなく一般撮影にも十分に使えることが分かります。
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固定撮影によるNGC281 BORG ハイスピード55 + 中一光学LensTurbo2 (f=141mm F2.55) HEUIB-II使用 天文改造α7S(APS-CクリップON) ISO6400 露出1.6秒×696枚 PixInsightにてコンポジット ピクセル等倍でトリミング 愛知県春日井市 自宅マンション非常階段にて、固定撮影 撮影者:HUQ様

<撮影者のコメント>
ご無沙汰しております。 HUQです。新月期はくもり、たまの晴れは満月期...という昨今です。 ポタ赤すら出すのが億劫になるようなコンディションの日々が続いています。月齢18.4の月が、周囲の街灯に負けず劣らずの明るさで煌々と照っていましたが、 禁断のレデューサー2段重ねで「パックマン星雲」こと NGC281 を撮ってみまし た。大サイズ(1800x1200) http://simhuq.sytes.net/astro/BORG/Packman_dc-Edit_LR.jpg

固定撮影であっても、焦点距離141mm + α7S の場合、天の赤道付近において露 出0.81秒までは星を流さずに撮ることができます。 NGC281 は赤緯+56.6°付近にあるので、ざっくり倍の1.6秒露出を掛けても星は 流れません。 よって1コマ露出1.6秒で枚数稼いでコンポジットし、炙り出しました。日周運動の軌跡が思っていたのと少し違い、真ん中からズレてしまったので、北 と東を削ってトリミングしましたが、ハイスピード55 + カメラレンズ用x0.7レ デューサーである LensTurbo2 の組み合わせは、APS-C 範囲の四隅まで点で突い たような鋭像を保ちつつ、F2.55 もの明るさを実現してくれます。おかげで感度も ISO6400 までしか上げる必要がなく、1コマ当たりの露出が僅 か1.6秒にもかかわらず、星雲の中の濃淡を写し撮ることができました。

固定撮影で撮ったものを多枚数コンポジットすると、多くの天体画像処理ソフト では周辺が放射状に流れてしまいます。 しかし PixInsight のコンポジットは良く出来ており、11/17 21:49~22:19 ま での30分間に渡って撮り続けた固定撮影画像も、この通り周囲(左下は APS-Cクロップの隅そのまま)まで点像を保っています。

<中川コメント>
えっ!141mmF2.55!?固定撮影?えー!!!露出1.6秒?本当??というわけで、レデューサー2段重ねがうまくいった好例です。HUQさんも書かれている通り、「禁断」のレデューサー2段重ねなのですが、ここまで相性が良いと使わずにはいられないですね。何よりも固定撮影が可能になるので、可能性が飛躍的に高まります。短時間で撮り終えたい彗星の撮影などに最適ですね。新時代が来たなという感じがします。※メーカーとして性能を保証するものではありません。

P.S.5 水曜日と木曜日は新カタログの商品撮影でスタジオにこもっておりました。今回のカメラマンは先日のロケの撮影もお願いしたカメラマンなのですが、大変良い方で、ボーグの撮影は初めてだったのですが、とても親身になって協力していただき、とても楽しく撮影が出来ました。ありがたいことです。来週も22日と24日に撮影を予定しており、中川が会社に不在となります。またまた、ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承いただければ幸いです。最後に品切れ情報です。7523と7504が品切れしました。次回の入荷予定は12/末以降の予定です。全体的に品切れ品が増加しております。大事な撮影がある方は納期にご注意ください。

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