BORG WORLD 画像作例集

90FL(x0.72 アンドロメダ大星雲 ST-8300M・C)s1.jpg
M31 BORG90FL(二次試作品)+0.72xDGQ【7872】+ST-8300M/C 露出時間:ST-8300M(LPS-D1 10分x23枚)、ST-8300C(LPS-D1 10分x19枚)と合計7時間 撮影:中西直樹様

<撮影者のコメント>
こんにちは、中川さん。中西です。90FLレポート第32弾 アンドロメダ大星雲(0.72xDGQ)編です。赤い星雲は光害地でも比較的写りやすいですが、アンドロメダ大星雲など銀河の淡い部分は意外と厳しいです・・。できればダブルで撮影したいところですね。ただ中心部の明るいところは、かなり明るい空でも簡単に写ります。それで、都会に住んでおられる初心者の方もぜひ挑戦してみてください!逆に、暗い空で撮影すれば、今回の数分の一の露出時間でも十分です。

<中川コメント>
モニターの中西さんによるアンドロメダ大星雲の作品です。合計7時間と非常に手間のかかった大作です。その甲斐あって、100万都市広島市での撮影とは思えない素晴らしい作品です。これを見ると90FL+7872の相性が非常に良いことが良くわかります。中西さんにはオリオン座の大星雲や馬頭星雲の作品もお願いしていますので、皆さんご期待下さい。CP+のBORGブースでも中西さんの大伸ばしの作品をお見せできると思います。
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カワセミドアップ(2016/01/17) BORG90FL+絞りM75+M75ヘリコイド(試作品)+ドロチューブDX+ドロチューブN+電子マウントアダプター+オリンパスE-5ボデー 一脚使用 トリミング 撮影:中川昇

<中川コメント>
久しぶりにオリンパスE-5を使用してみました。手元の一眼レフの中ではJPEGで解像感の高い描写を見せてくれるので、個人的にはお気に入りのデジカメです。結果はフジX-T1に近い解像感が得られました。E-5はローパスフィルターが薄いのだと思われます。新製品のM75ヘリコイドの快適なヘリコイド操作のお蔭もあって、まずまずのピントが得られました。90FLは他のBORGとは一線を画した描写を見せてくれる頼もしいレンズです。CP+のBORGブースでも大伸ばしのカワセミの作例写真をお見せできると思います。

P.S.今晩、月と木星が接近します。詳細はこちらから。昨日もそこそこ近くに見えていましたが、今日はさらに接近します。私もあまりに月がきれいだったので、90FL+M75ヘリコイドの半手持ち撮影で月面を撮影したところ、驚くほどよく写りました。鏡筒をカーボン鏡筒にすれば、さらに手持ち撮影が楽になると思います。BORGの良さは構成パーツの改良品が続々発売されるところにもあります。そのお蔭で末長く使うことが出来るわけです。

P.S.2 今日はオリンパスの新製品ミラーレス一眼、PEN-Fが発表されました。またまたデジボーグ向きのデジカメが発表されたので、今年は非常に迷いますねえ。私としては手持ちのカメラレンズの一部を売却して、このPEN-FとフジのX-pro2を購入する予定です。どんな描写を見せてくれるのかとても楽しみです。発売直後にCP+2016があるのですぐに試写が出来ないと思いますが、作例があがり次第ブログ上で公開する予定です。ご期待下さい。BORGの楽しみのひとつはカメラの縛りがないので新しいデジカメが発売されると躊躇なく?買って試せることにもあります。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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