BORG WORLD 画像作例集

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だるま夕日2態(2016/01/16) コ・ボーグ36ED+7524+7761+6011+7110+フジX-T1ボデー ISO200 1/1300秒 手持ち 撮影:中川昇 撮影地:沼津港
<中川コメント>
36EDがいかにシャープかを改めて思い知ったカット。この日は富士山を見に三島から沼津に移動するも、富士山の方向だけに雲が発生。ただ、西の空は水平線まで晴れ渡り、ここまできれいに水平線に太陽が沈むが見れたのは実は初めて。だるま夕日もここまで完璧に見れたのも生まれてはじめて。沼津は2度目ですが、食べ物もうまいし、とてもいいところです。三島では楽寿園で36EDで動物を撮りまくり。36EDはつくずく使えるレンズだと何度も感心した次第です。DSCF8692s1.JPGDSCF8794s1.JPG
動物園2態(2016/01/16) コ・ボーグ36ED+7524+7761+6011+7110+フジX-T1ボデー ISO1600 1/1800秒 手持ち 撮影:中川昇 撮影地:三島市楽寿園
<中川コメント>
36EDってこんなにコントラスト良かったっけ?その秘密は本ブログでも何度も紹介している36ED+60Φシステムのお蔭です。このお蔭で鏡筒内の内面反射が少なく、とてもクリアーな画像が得られます。なかなか流行らないのですが、使うと分かります。フジX-T1の素晴らしさも改めて実感しました。BORG+フジXシリーズは最高の描写です。DSCF8844st1.JPG
マガモ(2016/01/16) コ・ボーグ36ED+7524+7761+6011+7110+フジX-T1ボデー ISO3200 1/340秒 手持ち 撮影:中川昇 撮影地:三島市楽寿園
<中川コメント>
マガモの羽毛がこんなに繊細なんて知っていました?この描写がJPEG撮って出しで出てしまうのが、BORG+フジXシリーズの凄いところです。しかもISO3200ですよ。こうなるとX-PRO2が超楽しみです。こういうあまり他人が注目しない組み合わせで、気に入った画像が得られるととてもハッピーな気分に浸れます。P3650350s1.JPG
今回の撮影機材:コ・ボーグ36ED+7524+7761+6011+7110+フジX-pro1ボデー 撮影:中川昇
<中川コメント>
フジX-pro1とX-T1の比較ですが、個人的には最初はX-pro1の方が好みだったのですが、最近はX-T1の方もお気に入りになってきました。意外とよく写ることに気が付いたのです。そうなるとX-pro2がすごく気になります。とにかくフジの描写に馴染んでしまうと離れがたくなります。
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カワセミ(2016/01/17) BORG90FL+7075+M75ヘリコイド+ドロチューブDX+ドロチューブN+フジX-T1ボデー トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
今回初めてX-T1をカワセミのドアップの撮影に使ってみました。現場ではまずまずと感じましたが、こうしてみると今一つの出来です。修業が足りないようです。ただ、発色は気に入っています。
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カワセミ(2016/01/17) BORG90FL+7075+M75ヘリコイド+ドロチューブDX+ドロチューブN+フジX-T1ボデー トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
カワセミの眼の中の景色は良く写っているのですが、それ以外がボケています。これも不満な出来栄えです。ただ、新しいM75ヘリコイドはとてもピントが合わせやすく、手持ちや半手持ち撮影の必需品です。P3650459s1.JPG
今回の撮影機材:BORG90FL+7075+M75ヘリコイド+ドロチューブDX+ドロチューブN+フジX-T1ボデー+7085+8992+一脚使用 撮影:中川昇
<中川コメント>
BORGらしからぬ?カッコよさです。持ち歩いても苦にならないどころか周囲の注目を浴びます。使い勝手も良く最近のお気に入りです。
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①カタリナ彗星 55FL+0.8xDGQ+Nikon810A ,モバイル赤道儀TP2で自動ガイド,ISO3200 1分露出20コマ彗星核基準コンポジット 400mm相当にトリミング 2016年1月17日 撮影者:稲嶺様
<撮影者のコメント>
1分間の露出を20コマ、合計20分ですが全てのコマが使えたので彗星核基準でコンポジットし400mm相当にトリミングしました。20160117-catalina 1600 2min 12composite15002.jpeg
②カタリナ彗星 55FL+0.8xDGQ+Nikon810A,モバイル赤道儀TP2で自動ガイド, ISO1600 2分露出12コマ(合計24分)ノートリミング 2016年1月17日 撮影者:稲嶺様
<撮影者のコメント>
2分の露出を12コマ、合計24分ですが、回転花火銀河も綺麗にしたかったので恒星基準でコンポジットしましたので彗星は若干流れていますね。周辺減光も少ないのでダーク・フラット補正はしておりません。処理を上手くしたらイオンテールをもっと綺麗に出せるかもしれませんがまだ知識も経験も少ないのでこれが今の限界ですね。
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③ 55FL+0.8xDGQ+Nikon810A, モバイル赤道儀TP2で自動ガイド,ノートリミング,中央がカタリナ彗星 多くの系外銀河が見事に写っていました。2015年12月23日 撮影者:稲嶺様
<撮影者のコメント>
12月に1回だけ撮影チャンスがあった時のものです。期せずして系外銀河がたくさん写っておりました。しかも、小さな渦巻き銀河の腕までしっかり解像しているではありませんか・・本当に驚きました。投稿規定の長辺1500ピクセルでは潰れてしまう可能性を考え部分的に拡大してモノクロにして諧調を反転してみました。青ハロ除去はしておりません。

<撮影者の総合コメント>
トミーテック オアシス・ダイレクト中川 昇 様。遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。沖縄の稲嶺です。例年この時期は沖縄に冬の渡り鳥が飛来するので野鳥を撮る機会が多かったのですが、今年はハイスピード55を手にしたあとカタリナ彗星が来てしまったのでこれにはまってしまっています(笑)。12月以降、ここ沖縄では天気があまりよくありません。月明かりと雲が同時になかったのはわずか3日間しかありませんでした。彗星を条件よく捉える可能性があるのは2週間に1回ほどだったわけです。

運良くカタリナ彗星が地球に最接近し回転花火銀河に見かけ上最接近した17日の未明の数時間だけ雲がない満天の星空となりました。ちょうど日曜日の未明でしたので車を2時間走らせて街灯りを避けることができました。

添付したものは天体写真初心者の50代のオジサンががハイスピード55を使って試行錯誤で撮ったものです。天体写真のもっとも大きな障害は『天気』ですよね。希な素晴らしい天文現象が起きていても、曇り空だとどうしようもありません。そういう意味で天体現象を本当に満喫できるチャンスは本当に少ないと思います。ですから少ないチャンスで失敗を最小限に抑え、結果を出すのかが求められると思います。その点、ハイスピード55はその見かけからは想像もできないパフォーマンスをたたき出してくれるので楽しいです。

① 星像が周辺までシャープで透明感に溢れる。フルサイズカメラでも四隅が僅かに流れる程度。
② コンパクトで軽いのでモバイル赤道儀でも楽々ドライブできるのでガイド不良で星が流れる使えないコマが少ない。
③ 軽いので赤道儀の極軸が不意にずれるという事故が少ない。
④ 構造上、知らないうちにピントが甘くなってしまう事故が少ない。

③と④は遠征先から帰ってきて自宅のPC上で初めて気づくことも多く愕然としますがこのシステムになってからはこの失敗はないですね。本当にありがたいです。ハイスピードというのは、単に明るいレンズなので露出が早いというだけではなく機動力の面からのハイスピードの恩恵が強い印象を持っています。

このレンズは本当に素晴らしいポテンシャルを持っていると思いますのでいろいろな場面でトライしていきたいですね。ハイスピードだけでなくハイクオリティー、いやいやハイパークオリティーであることも付け加えておきます。
添付しました写真はハイスピード55とNikon810Aの組み合わせで撮ったものです。驚異のハイスピード55の威力をとくとご覧ください。

<中川コメント>
今日は投稿画像が山のように来ました。本当にどどっと来ました。特に55FLによる作例が凄い量です。その中でも特に目を引いたのが、この稲嶺さんの投稿です。とにかくハイスピードボーグの良さをフルに発揮しています。素晴らしいです。メーカーとしてもとても嬉しいです。これだけこの機材の良さを理解して使っていただけるとは有り難いことこの上ありません。これからも期待しています。

P.S. 昨日は雪の影響で出社できず。自宅での業務となりました。今回ほどネットのありがたさを痛感したことはありません。田園都市線沿線に住んでいる私としては、今回は運休する可能性が高いと感じていました。よって途中で電車が止まって立ち往生するリスクを避けるために自宅でスマホで情報収集につとめました。

P.S.2 入ってくる情報は想像を絶する状況ばかり。テキストだけでなく画像付きであまりの混雑ぶりを見せられるとこれは行くべきではないと判断。浮いた時間で普段は出来ないBORGオリジナルセットの見積もりが出来てしまいました。無駄な体力の消耗もなく、そして千葉在住のスタッフが定時に出社してくれて、業務をそつなくこなしてくれたので事なきを得ました。

P.S.3 それでも中川しか対応できない業務もあり、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。その代わり今日は3日分の仕事をしました。相変わらず1月は好調でたくさんのご注文をいただいております。特に55FLは投稿も注文も非常に多いです。ありがたいことです。明日は、たくさんいただいた投稿画像を少しでも多く掲載したいと思います。皆さん凄い勢いです。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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