明け方の月（2015/09/12）　BORG55FL +7110 + X-M1ボデー　自宅にて　撮影者：東京都U様

オリオン座M42（2015/09/13）　BORG55FL + 7110 + X-M1ボデー＋ナノトラッカー　ISO3200 10sを7枚, ダークを6枚　自宅にて　撮影者：東京都U様

釧路のトロッコ号　BORG55FL + 7110 + X-T1ボデー　撮影者：東京都U様

＜撮影者のコメント＞
トミーテック 中川様, ボーグスタッフの皆様。お世話になります.東京都Uです。発売以来なかなか手に負えない感じだった55FLをしつこく使い続けて,スリムフラットナー7110と組み合わせると少し使いやすくなることにようやく気付きました(7110のレンズ径が小さいので絞り効果もあるのでしょうか?)。

36ED購入のきっかけである星の撮影にも挑戦しようといろいろ揃えたものの、天気が悪くて一ヶ月ほどお預けを食らってしまいました。中川さんの紹介にあったように月･金星･火星･木星を見ようと土曜朝早起きして自宅バルコニーにて撮影した新月直前の夜明けの月が一枚目です(55FL +7110 + X-M1)。明けの明星と冬の星座群も堪能しました。

翌日も早起きして今度はオリオン座のM42です(55FL + 7110 + X-M1)。 ISO3200 10sを7枚, ダークを6枚重ねてみました。星の追尾撮影自体が数回目なので極軸も,フォーカスも重ね合わせもまだまだ未熟ですが,いきなり今後が楽しみな写真をとることができました(都心ど真ん中の自宅バルコニーにて)。偶然にも私もほとんど同じ時期にX-M1を入手しました(ナノトラッカーに55FL+7110+X-M1で,視力の悪さから肉眼では北極星が見えませんので極軸は水平と方位で簡易的に合わせてます)。55FLなら36EDよりも短時間の露出が可能なので本当にお手軽に星に挑戦できてしまいますね。

3枚目は釧路湿原駅からノロッコ号, 4枚目は北海道でとったアカゲラ(2枚とも55FL + 7110 + X-T1)です。今回はすべてトリミングしたあとにリサイズしていますが、アカゲラは等倍でもきっちり写ってますし、風景を切り取ってもAPSサイズなら全面で流れることもなく綺麗に写りました。※アカゲラはスペースの関係で割愛しました。（中川）

250mm F4.5の比較的短くて小さいボーグレンズなんですが,36ED以上の万能ぶりの一端がほんの少し理解出来てきました.昼間の鳥･花･虫･風景はもちろんのこと,夜も月･星と本当に一日中使えるボーグなんですね(寝る時間がなくなります)。

明るいので夕方少し暗くなってもまだ撮影できますし, 250mmは鳥には短いかも,と思ってましたが個人的には全然気になりませんでした。目に入るものすべてを等しく撮影対象に出来る望遠レンズってところでしょうか。個人的には色味や細やかさなども36EDよりも好みです。今後もどうぞよろしくお願いします。
Flickr : https://www.flickr.com/photos/tokyoumms/
Tumblr: http://masa-um.tumblr.com/
＜中川コメント＞
U様、投稿ありがとうございます。都会の天体写真の投稿嬉しく思います。最近、野鳥派の方が天体写真に興味を持つケースが増えていて、嬉しい限りです。天気が最大の敵ですが、自宅で撮れることが分かれば、何とかなるものです。55FLは生産中の専用レデューサーが素晴らしい性能なので、さらに注目されること請け合いです。これからもどんどん投稿をお願いします。

Ｍ8とＭ20 2015.9.12 20:03:32(JST) BORG55FL＋7110＋SEO-COOLEDEOS-KISSX2 SP-3 ISO1600 180秒×4枚　12分　　LPR-Nフィルター　JPEG最高画質　トリミング無し　50％に縮小　撮影：栗原孝雄様
Ｍ17　2015.9.12 20:29:18(JST)  BORG55FL＋7110＋SEO-COOLEDEOS-KISSX2 SP-3 ISO1600 180秒×4枚　12分　　LPR-Nフィルター　JPEG最高画質　トリミング無し　50％に縮小　撮影：栗原孝雄様

＜撮影者のコメント＞
㈱トミーテック　中川昇様。お世話になります。スリムフラットナー【7110】の像が素晴らしかったです。先週末、富士山太郎坊で撮影した画像を参考までにお送りします。雲や霧が多めで、長い時間の撮影は無理でしたが、短時間で非常に効率良く撮影できました。55FLのポテンシャルの高さを感じました。気になっていた周辺減光はフォトショップ・エレメンツのレンズ補正フィルター+24で簡単に補正できました。カメラはSEO-COOLEDX2 SP-3を初めて使用しましたが、ノイズも少なくダーク補正無しでも問題ありませんでした。ですからこの画像はダーク・フラット補正無し（但しレンズ補正フィルター有り）のステライメージ6.5のレベル調整とトーンカーブ調整のみのお手軽画像処理です。

若干ピントが甘く、ジャスピンではありません。網状の撮影準備中に再度ピントを確認していたらそれが分かりました。網状を撮影スタートしたところで、バッテリー切れで網状は次回の楽しみにしたいと思います。とにかくとても楽しみなシステムで、次の遠征が待ち遠しいです。

＜中川コメント＞
これは素晴らしい！さすがは55FLです。スリムフラットナー【7110】との相性が抜群ですね。これだけ撮れるとシルバーウィークも富士山に通うしかないですね。200～300mm前後の焦点距離は、お気軽に天体撮影が楽しめて、お手軽な割に写りが派手で、いかにも天体写真を撮りました、という写りになるところが嬉しいですね。しかも赤道儀もお手軽で十分なので、その点も嬉しいです。これからも投稿お待ちしています。生産中の55FL用専用レデューサーにもご期待下さい。

オリオン座中心部　撮影日時：2015.9.11  27:15～28:06　露出：5分×10枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、Adobe　Photoshop CS6により調整　撮影場所：静岡県小山町
使用機材：miniBORG55FL + レデューサー0.85×DG【7885】 D55mm f213mm F3.9　タカハシ スペースボーイ赤道儀 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 v2.5.0により1軸自動ガイド　サイトロン LPR-Nフィルター使用　35mm判換算で約319mm相当　カメラ：ニコンD5100(改) ISO 1600　撮影者：沼尻　裕様

＜撮影者のコメント＞
 同架していたミニボーグ45EDIIの方にガイド鏡を付け、2本で別々の対象を撮影した関係で、ガイドが甘くなってしまいました。本来の性能を引き出し切れていませんが、F値の明るさのおかげで、淡い星雲を撮るには向いているようです。色収差がほとんどないので、星の色がきれいに出るのも特徴でしょう。周辺の星像は肥大しているので、この組み合わせで使用するなら、少しトリミングする前提で使う必要がありそうです。このほか、彗星撮影などに使用し、周辺部以外の写りは良好なことを確認しました。専用レデューサーと組み合わせた場合の写りが楽しみです。

＜中川コメント＞
奇しくも55FLの作例が3人の方からほぼ同時に投稿がありました。こういうことは珍しいです。それだけ天体写真が密かなブームということだと思います。そのキーレンズは55FLです。補正レンズは7885、7110とありますが、本命は目下生産中の専用レデューサーです。200～300mm前後のシャープな望遠レンズは他社にはありません。BORGの独壇場です。そしてSWATとの組み合わせが最強です。これからの季節が非常に楽しみです。沼尻さんの今後の作品にも期待しております。

★SWATセール第2弾★

＜本セールの概要＞
■セール名：2015秋のSWATセール第2弾！
■送料：本セール品お買上げの方は送料サービス
■限定数：各1セット（上記表参照）
■お申込み期間：2015年9月14日（月）20:15～9月15日（火）08時まで→終了
■先着プレゼント：本セールご利用の方、先着2名様に、関連雑誌（種類はお任せ）・光学グリース・植毛紙・BORGステッカー・TOMIX特製ウチワをプレゼント！

■お申込み方法
ご注文はこちら（注文フォーム）から。ご住所、氏名、TEL、セール名（2015秋のSWATセール第2弾）、お支払方法（代引か銀行振込）を明記の上、お申込み下さい。セール品の品番はいちいち打ち込む必要はありません。最下部の備考欄に【SW3】か【SW4】をご記入くだされば、折り返し合計特価と納期をご返信いたします。 

＜本セールご利用上の注意＞
●本セールは直販のみ。同時に通常品も注文できます。同時注文がお得です。
●本セールは【SW3・SW4】共に全品新品です。
●梱包の中には、最新のBORG各種印刷物を同封します。
●納期は受注後、3営業日以内の発送です。銀行振込の方は、9/15（火）までにお振込下さい。

P.S.今回はわずか12時間限定のセールです。セットのmini三脚DX【3306】はレビューの評判も高く、非常にお得なセット内容です。これから天体写真をお考えの方は超お勧めのセットです。品切れの際はご容赦下さい。SWAT-200は在庫がなくなると当面入荷はありません。SWAT-350は90FLを載せてもノータッチガイドが出来る精度を有しています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。