アオバト1 BORG89ED(直焦点)+絞りM75【7075】+ドロチューブホルダーDX【7780】+MMF-1【9857】+パナソニックG7ボデー 開発中の新型鏡筒バンド80Φとカメラ三脚使用 ISO800 1/2000秒 ノートリミング 撮影:中川昇 2015/07/12 照ヶ崎海岸
<中川コメント>
やはり晴天だと青バトの青が非常に良く出る。開発中の新型鏡筒バンド80Φは筒の前後のバランスが取りやすく、BORGでこうしたトビモノがとても狙いやすくなった。
アオバト2 BORG89ED(直焦点)+絞りM75【7075】+ドロチューブホルダーDX【7780】+MMF-1【9857】+パナソニックG7ボデー 開発中の新型鏡筒バンド80Φとカメラ三脚使用 ISO1000 1/2500秒 トリミング 撮影:中川昇 2015/07/12 照ヶ崎海岸
<中川コメント>
換算1200mmに加えてさらにトリミングしたので2000mmオーバーの世界。折からの台風による高波で、迫力のある画像がたくさん得られた。アオバトは命を懸けて海水を飲みに来る。というのもこの磯辺に居た男の人がアオバトの死骸を持って私に話かけてくれた。どうもアオバトがこの高波に飲まれて溺死?したようなのだ。その命懸けの行為が撮影者の写欲を一層かきたてるのだ。
アオバト3 BORG89ED(直焦点)+絞りM75【7075】+ドロチューブホルダーDX【7780】+MMF-1【9857】+パナソニックG7ボデー 開発中の新型鏡筒バンド80Φとカメラ三脚使用 ISO800 1/2500秒 ノートリミング 撮影:中川昇 2015/07/12 照ヶ崎海岸
<中川コメント>
見よ!この迫力!アオバト恐るべし。EVFで見ているとこの命知らずめ!と思わず口走ってしまう。G7の連写が実に小気味いいので、ついついコマ数を撮りすぎてしまう。この日も1500枚近くも撮ってしまい、後の整理が大騒ぎだ。
アオバト4 BORG89ED(直焦点)+絞りM75【7075】+ドロチューブホルダーDX【7780】+MMF-1【9857】+パナソニックG7ボデー 開発中の新型鏡筒バンド80Φとカメラ三脚使用 ISO800 1/2500秒 ノートリミング 撮影:中川昇 2015/07/12 照ヶ崎海岸
<中川コメント>
G7のEVFは非常にピント合わせがしやすく、海辺の快晴下という厳しい状況でもストレスが少ない。良いカメラだ。89EDとの相性が非常に良く、名作を量産してくれる名コンビ。89EDの白鏡筒はこちらに数量限定だが特価品もある。長いので使い慣れるのに時間がかかるがコツを掴めば、高解像度画像を量産してくれる。
今回のアオバトの撮影機材 BORG89ED(直焦点)+絞りM75【7075】+ドロチューブホルダーDX【7780】+MMF-1【9857】+パナソニックG7ボデー 開発中の新型鏡筒バンド80Φとカメラ三脚使用 撮影:中川昇 2015/07/12 照ヶ崎海岸
<中川コメント>
今回はMMF-1の良さを再認識。特にトビモノを追いかけながらピントを合わせるのにちょうどよいピントハンドルのピッチ。撮影しながらいやがおうにもテンションがあがる。後方の波をみるだけでこの日の海がいかに荒れているかが良くわかる。ただ、この波のお蔭でアオバトの命知らずのシーンが拝めるわけだ。撮影ポイントでも質問されたが、パナソニックのボディに関心のある方は多い。純正で超望遠レンズがないのでBORGに対する関心も高まっている。電子シャッターが使えるのでブレが本当に少ない。使えば分かるこの快適さ。
ツミ巣立ち直前(2015/07/11) BORG45EDII(直焦点)+【7057】+【6011】+パナソニックG7ボデー 手持ち 撮影者:中川昇
<中川コメント>
先週よりも撮影距離は近いのだが、45EDIIというレンズのスペックを考えると驚異的な写りだ。それにしても、ツミのヒナは1週間前とは比較にならない成長ぶりだ。親の給餌が頻繁ですくすく育っている。実際、この翌日に巣立ちをしたらしい。
ツミの撮影機材 上:67FL+Wヘリコイド+【6011】+【7110】+フジX-pro1ボデー 下:45EDII+【7057】+Wヘリコイド+【6011】+パナソニックG7ボデー
<中川コメント>45EDIIの良さのひとつは、直焦点で周辺像が流れにくいという点にあります。特にマイクロフォーサーズとの組み合わせではほとんど気にならないレベル。ということは、レンズ2枚だけでBORG特有のシャープでヌケの良い特長が周辺まで描写されるということです。しかもシステム全体が異常に軽い。持ちながら、その軽さに何度も感動してしまうほどです。
土星(2015/07/11) 21cm反射望遠鏡+BORG・エクステンダー・メタル【4603】+WEBカメラ 撮影:渋谷誠一郎様
<中川コメント>
11日の夜は私も89EDの200倍で土星鑑賞。シーイングも良く、実に土星らしい姿を見せてくれて感動した。土星と月は天体観察の基本だ。誰が見ても美しいものは美しい。次の土星と月の接近は7月26日。土星の詳しい位置情報などはこちらから。
P.S.アオバトの画像は全く整理ができていないので、あと2回くらいは載せるネタがありそうです。アオバトは今回が3回目の撮影でしたが、今回のような高波は初めてでした。正直スリル満点です。面白くてついつい長時間居座ってしまいました。ただ、高波で怖い思いもしました。自分の予想以上に波が襲ってきて、1回はセッティング前ですが下半身ずぶ濡れに、1回は撮影中に三脚まで波が来ました。当然ですが、安全第一です。行かれる方は天気予報に十分に注意してください。このポイント、有名な撮影ポイントなのですが、今回もボーグユーザー(71FL)に出会いしました。通って分かったのは、BORGは非常にアオバト向きだということです。
P.S.2 10日の土曜日はツミの撮影。今回は身軽な45EDIIと67FLを持参しましたが、上の作例の通り、45EDIIが意外な大活躍。改めてこんなに良く写るものか!と驚きました。よって45EDIIのお買い得セールを近々予定しています。たかだか45EDIIと軽くみていると痛い目に遭うかも?確かに軽量ではあるのですが、その軽さや小ささからは想像できない凄いパワーを秘めているのです。45EDIIの作例画像は明日以降に掲載予定です。
P.S.3 週末の天気が良かったお蔭か、普段はあまり出ない天体用のアイピースやプレートが良く売れています。特に上でもご紹介した土星は本当に感動しますよ。BORG使いなら、土星は見るべきです。私も土星を見ただけで幸せな気分に浸れました。今、土星は南側の部屋の窓越しに丁度見やすい位置に来ています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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