BORG WORLD 画像作例集

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カワセミ2態  BORG71FL+7214+ソニーα77Ⅱボデー 撮影者:Y様(鹿児島県)

<撮影者のコメント>
お疲れ様です。鹿児島のYです。鹿児島は梅雨に入り、天気も悪いです。カワセミもまだ幼鳥は、見れません。中川様のブログで、カワセミ幼鳥の画像の投稿も拝見して、自分もこの目で幼鳥を見てみたいと思いは募るばかりです。早く梅雨が終わるのを待つばかりです。カワセミの雌を撮れましたので画像送らせていただきます、よろしくお願いいたします。

<中川コメント>
美人のメスですね。メスの特長であるクチバシの下側の赤が良く出ています。幼鳥が撮れたらぜひまた見せてください。P25(7110、ノートリミング、遠景テスト(断崖))s.jpgP25(7110、ノートリミング、遠景テスト(6km先))s.jpgP25(7110、ピクセル等倍、遠景テスト(6km先))s.jpgP25(スリムフラットナー撮影仕様、EOS50D).jpg 
作例3枚と作例を撮影した機材:ペンシルボーグ25+スリムフラットナー1.1xDG【7110】+EOS50Dボデー 撮影者:中西直樹様

<モニターの中西様のレポート>
こんにちは、中川さん。中西です。ペンシルボーグ25レポート第1弾 スリムフラットナー1.1xDG【7110】編です。

> 7110も本当に良く写る傑作補正レンズなのですが、なかなか浸透しません。
先日の中川ブログで、中川さんが上記のように言っておられました。私も、スリムフラットナー1.1xDG【7110】は、本当に素晴らしい補正レンズだと思います。ということで、その性能を、Borg最小口径のペンシルボーグ25で検証してみました。(つまり、36EDとの組み合わせはもっと凄いということですねー)

今回の撮影機材は、APC-CフォーマットのEOS 50Dです。ただデジタル一眼レフだと、せっかくの軽量・コンパクトというメリットが半減してしまいます。スタイルも、カッコいいというか、ちょっと不思議な印象ですねー。実際、撮影時に珍しそうに何度も見られて、ちょっと優越感に浸ることができました(笑) 私は結構好きですが・・、やはりミラーレストの組み合わせのほうがよいかもしれません・・

まず、遠景の崖のテスト画像(1枚目)をご覧ください。APS-Cでノートリミングです。説明するまでもないですが、周辺まで非常にシャープです!周辺減光の補正もしていませんが、問題ないレベルだと思います。個人的には、一般撮影でAPC-Cフォーマットなら完璧だと思います。

続いて、山頂からの超遠景の画像(2枚目)をご覧ください。ノートリミングのリサイズ画像です。 こちらも周辺まで問題ないことが分かります。撮影日は、PM2.5の影響で非常にかすんでいました。撮影距離は、6km以上離れています。 あまりにかすんでいてコントラストが低いため、フォーカスエイドが動作しなかったのでファインダーでピントを合わせて手持ち撮影しました。

それなのに・・、自宅に帰ってピクセル等倍画像を見て驚愕しました!添付のピクセル等倍の切り抜き画像(3枚目)をご覧ください。何と、6Km先の電線が写っているではありませんか!これがどれくらい凄いか、ちょっと計算してみましょう。電線の太さを仮に3cmとします。すると1Km先の5mmの線が写る計算です。まだちょっと、ぴんとこないので、100m先で考えると、何と0.5mmの線が写るという解像度です・・これで、どんなに凄い画像かお分かりいただけるかと思います。

しかも、このテスト画像を撮影する前に、暗い森の中で作例を撮影していおり、感度を上げたままだったので、ノイズも多いです。もし感度を下げて、三脚に固定しライブビューでピントを追い込んで、RAWで撮影していたら、もっと凄い写りになっていたことでしょう。ローパスレスのカメラで、早朝など空気の揺らぎが少ない時間帯に撮影したら、いったいどこまで写るのか・・恐ろしいほどの解像度です!

このように、スリムフラットナーを装着したペンシボーグ25は、たったの口径25mmなのに(失礼)、凄すぎです!25mmのアクロマートがこれほど凄いということは、正直思っていませんでした(笑)ということは、36EDが、さらに凄いのは言うまでもありませんね

ペンシボーグ25や36EDはあまりに小さく、初心者の方には、なかなか受け入れにくいかもしれませんが、まぎれもなくBorgシリーズの一員として、素晴らしい性能です!スリムフラットナー1.1xDGと、ペンシボーグ25・36EDの組み合わせは、軽量・コンパクト、しかも安価と非常に魅力的ですよ!

<中川コメント>
ペンシルボーグ25+スリムフラットナー1.1xDG【7110】のテスト画像です。実際に電線の太さがどれくらいかが不明ではありますが、それにしてもこの組み合わせ、本当にすごい写りをするのですが、皆様に分かっていただくのがあまりにも大変で、少々めげております。先入観というものが邪魔をしているのですが、まあこの凄さは、使った人でないと分からないと思います。自分も一顧客の立場だったら見向きもしないでしょう。まあ、いいモノが売れるとは限らない。売れるものがいいモノなのです。商売とはそんなものです。というわけで、スリムフラットナー1.1xDG【7110】はP25、36ED、55FLをはじめとして、200mm前後の望遠鏡と相性が良いので、このクラスの望遠鏡をお持ちの方は試してみる価値があると思います。

P.S.スリムフラットナー1.1xDG【7110】の作例で思い出したブログがあります。「おとーたんの星見日記」です。このブログは、36ED+7110による星雲・星団の作例が多数掲載されています。しかも横浜市内でポラリエを使用しての超お気軽撮影です。これを見ると従来の天体写真の常識が吹き飛びます。ぜひ参考にしてください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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