BORG WORLD 画像作例集

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地球照 BORG55FL(試作品・直焦点)+絞りM57+ソニーα7Sボデー フルサイズ・ノートリ 撮影:中川昇
<中川コメント>先日のBORG55FLのカワセミの画像は大きな反響がありました。55FLが欲しくなったという方が一気に増えたようです。今日の画像も55FLのコントラストの高さを物語る作例です。地球照とは、月から見た地球がほぼ満月(満地球?)状にまぶしく光っていて、その明かりで月の夜の部分がほのかに明るく見えるというロマンチックな現象のことですが、その地球照がここまでクリアーに写るということは、いかに55FLがコントラストが高い望遠鏡であるかが良く分かるというものです。9月8日は中秋の名月です。

55FLはミニボーグシリーズになるので、例えば60ED望遠レンズセットを先に購入して、とりあえず皆既月食や星雲・星団や野鳥を楽しんで、後から55FLの対物レンズだけ購入するという技が使えます。BORGはシステム商品のため、こういう技が使えるのが嬉しいのです。絞りもテレコンもレデューサーも共用できるので、将来に楽しみを含んだまま、経済的に現在を楽しむことが可能なのです。

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M8・20 BORG60ED+7885+EOS60Daボデー ISO1600 露出180秒
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M33 BORG60ED+7885+EOS60Daボデー ISO1600 301秒 コンポジットなし、トリミングあり
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北アメリカ星雲 BORG45EDII+7885+EOS60Daボデー 301秒 コンポジットなし トリミングあり  

<3枚共通データ>
●撮影者:大滝敬貴様●撮影地:北海道新ひだか町 撮影日:2014年8月28日●カメラ:キャノンEOS60Da●レンズ:ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG【7885】※北アメリカ星雲のみ45EDII●赤道儀:タカハシスペースボーイ 

<撮影者のコメント>
北海道に帰省して1週間、ようやくいい天気になりました。マイクロフォーカス接眼部MMF-1【9858】を導入して微妙なピント合わせがやりやすくなるかなと思ったのですが、視力の低下がさらに進行したようで、なかなかつらいです・・・と思ったら、何と夜露でモニタが曇っていたせいでした。北海道は夏でもヒーターが必需品です。

撮影を終えて帰るとき、夜間飛行のジェット機が音もなく通り過ぎてゆきました。このあたりは北米航路に当たるのです。城達也氏の印象的なナレーションとテーマ曲 ミスター・ロンリーのメロディーを思い出しますね。

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今回の撮影機材:カメラ:キャノンEOS60Da●レンズ:ミニボーグ60ED+レデューサー0.85×DG【7885】●赤道儀:タカハシスペースボーイ+BORG片持ちフォーク式赤道儀【3101】

<中川コメント>
今年の記録的悪天候の中、粘りに粘って撮影された貴重な天体写真です。その頑張りに心から敬意を表して、特別に掲載させていただきました。対象が夏の星雲・星団ということもあり、早く掲載しないと時期を逸するというタイミングの問題もあるので、未掲載の方々の投稿を差し置いての掲載を何卒ご容赦ください。9月に入っても天候不順は続いており、天文ファンはストレスが溜まる一方ですが、45EDIIや60EDなら、車を使わなくても十分にきれいな天体写真が楽しめます。さらに年末?発売予定のBORG55FLに換装してさらに広角で明るくシャープな画像が楽しめるとあっては、10月8日の皆既月食を前に機材を揃えたいと思うのは、自然な流れだと思います。

P.S.昨日は研修で栃木に行ってきました。栃木県内の他社企業の方々と集団討論をしたりとためになる研修でした。夕方には地震もあって驚きましたが、朝は4時半起きで始発で出かけて、帰りもやまびこでとんぼ帰りと大変忙しい1日でした。帰りの新幹線内では父親の施設から父の痙攣が止まらない・・・との電話があったり(今日は回復したようです)と終日バタバタでした。研修で感じたのは、どこの企業も同じような問題を抱えているのだなあということです。「MADE IN JAPAN」を維持していくためにも、あらゆる努力を惜しんではいけない、日々精進ということに尽きるのだと思います。9月も頑張ります。

P.S.2 品切れと生産中止情報です。DZ-2【7517】が一時的に品切れで、次回は9/中~の予定です。また、延長筒【4611】が生産中止で完全に在庫完了です。販売店の在庫のみです。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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