カワセミ飛翔5態　BORG71FL（直焦点）＋絞りM75＋ペンタックスK-3ボデー　撮影：笠井高明様　 

＜撮影者のコメント＞
中川さま。いつもこのブログで投稿写真を取り上げていただき有難うございます。先週末はご一緒出来ましたが、中川師匠は2014X1のフィールドテストでカワセミに近い対岸から撮影されていましたが、弟子の私は飛び物と久しく綺麗な水浴びシーンが撮れていないのを師匠からご指摘いただき手に馴染んだ71FL直焦点で撮影を試みました。

ＭＦのカワセミはそれを察してくれたのか、食事後に私の傍の石上から突然水浴びを始めました。予知できれば飛び込む飛翔軌跡全体が被写界深度に入るような撮影位置を探すのですが不意打ちの場合はシャッターを押すしかありません。カワセミが止まると直ぐにフォーカスの確認と絞りを設定するのが習慣でこれが水浴びのような不意打ちを食らう時の防御策です。

石に近い場所で被写界深度に入るシーンは何とかものに出来ました。次の日は桜枝で飛翔するシーンも撮影出来ましたのでお送りします。機材は手に馴染んで使い慣れた71ＦＬが一番良い絵が撮れますが、これでは進歩しないので、来週はチャレンジ精神とあまりブログ記事に話題になっていないミニホ゛ーク゛50対物レンズ(250mm F:5)が手に入ったのでF-AF1.7Xアタ゛フ゜ターを取付けお手軽半AFシステムのテストと67FL+F-AF1.7Xアタ゛フ゜ター+K-3を使った半AF撮影を楽しみたいと思います。

BORGレンス゛はパズルのような色々な組み合わせで自分に合った機材に変身できるのも楽しいですね。

＜中川コメント＞
相変わらず、トビモノをいとも簡単に写し止められていますが、誰でもこうはうまくはいきません。やはり努力と才能のなせる技でしょうか？素晴らしいです。BORG71FLは止まりモノよし！トビモノよし！の万能レンズですが、先日も書きましたとおり、売れすぎて在庫が足りません。近々、長期で品切れすることになりそうな勢いなので、その点ご注意ください。

P.S.ペンシルボーグユーザーの岩本様から、以下の情報をいただきましたので、ご紹介します。

>月と2013年の皆既日食の映像YouTubeのアドレスをお知らせしておきます。
> 2014/1/17撮影の月
>　http://youtu.be/DqnuCDW3iMI
> 2013/11/14ケアンズ皆既日食（4Kカメラ撮影）
>　http://youtu.be/K_j_BdTRV9E
>　機材（以前ご紹介していただいたペンシルボーグと4Kカメラです）
>　http://www.tomytec.co.jp/borg/world/blog/assets_c/2013/02/DSC09302s-14342.html

ペンシルボーグでここまで写るわけ？恐るべし4Kカメラ！

P.S.2　先日のNHK放映のプロフェッショナル・仕事の流儀「未来を拓く、希望のサイボーグ」という番組は感動しました。特にロボット研究の山海先生のキャラクターが実にユニークで強く興味を惹かれました。特に辛いことや困ったことがあると唱える呪文が「スパイシー！スパイシー！」山海先生によると、どんなに嫌な事柄も人生の調味料と考えると「苦労ではあっても苦痛ではない」とのこと。これは勇気付けられる言葉ですね。24日に再放送があります。私も「未来を拓く、希望のデジボーグ」いう感じで皆さんと伴走したいと思います。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。