BORG WORLD 画像作例集

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BORG77EDⅡ(テレコン無しの直焦点)+CanonEOS 7D 絞り優先 ISO:500 SS:1/80秒 EV:-1.0 三脚+レリース使用 撮影者:J.J様

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BORG77EDⅡ(テレコン無しの直焦点)+CanonEOS 7D 絞り優先 ISO:500 SS:1/80秒 EV:-1.0 三脚+レリース使用 撮影者:J.J様

<撮影者のコメント>
中川様。ご無沙汰しております、J.Jでございます。いつの間にか師走と言われる時期に入り、今年もあとわずかとなりましたね。ボーグ人口が益々増える中、新機種も増えて益々お忙しくされていつことをお察しいたします。わたくしのほうは相変わらずカワセミオンリーでカワセミ菌も益々増殖している末期状況でございます(笑)。

撮影に関してはあくまで課題は解像感に拘った視点で挑戦し続けておりますが、なかなか鳥肌ものの写真が撮れない、今日この頃でございます。そんな中、本日近距離アップ写真とすこしアートぽさをイメージした写真が撮れましたので、ご覧いただけますでしょうか。機材は、BORG77EDⅡ(テレコン無しの直焦点)+CanonEOS 7D絞り優先 ISO:500 SS:1/80秒 EV:-1.0 三脚+レリース使用。このようなセッティングでございます。http://kawasemidream.blog.fc2.com/

<中川コメント>
久しぶりのJ.J様の作品です。相変わらず解像感とアートが両立したレベルの高い作品です。いっそう磨きがかかった感じです。77EDIIとEOS7Dの能力を最大限に引き出した素晴らしい作品です。このJ.J様の腕を持ってすれば、ミラーレス一眼(特にフジXシリーズ)を使用したらどれだけ羽毛が解像するんだろうか?と妄想してしまいます。

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クラゲ星雲 BORG71FL+7870+ST-8300M 撮影:中西直樹様 

<撮影者のコメント>
添付ファイルをご覧いただくとお分かりだと思いますが、最優秀も狙えるかも?!というほどの自信作です。

<中川コメント>
71FL+7870はF3.9という明るさとシャープさが魅力です。多少青ニジミはでますが、それを上回るメリットがあるのです。要は良い面をうまく引き出すように使いこなすということだと思います。 海外のサイトでも71FL+7870の評価は高いです。バランスよく評価できる目を持つということも良い作品を得る重要な要素になります。

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IC805 鏡筒:BORG 77EDII+7704(F4DG) カメラ:EOS KISS X5 SEO-SP4モデル ISO 800 15分×8枚 撮影日:11月30日 撮影場所:福島県 撮影者:丸川様

<撮影者のコメント>
中川さん、ご無沙汰いたしております。定番のBORG 77EDII + 7704(F4DG)の組み合わせでIC1805ハート星雲を撮影してみました。77EDII+7704の組み合わせで撮影したIC1805は諧調豊かで発色もよく、このエリアの華やかさが程良く表現できたと思います。また、星像がシャープで隅々まで円形を保っており、青系の色が良く出ておりデジカメにしては非常に引き締まった感じの画像となりました。77EDII + 7704の組み合わせは、冬のメジャーな散光星雲を撮るのにぴったりの画角ですのでしばらくこれで楽しめそうです。

<中川コメント>
こちらは定評のあるBORG 77EDII+7704(F4DG)の作例です。空の条件も良いのでしょう。透明感の高い素晴らしい写りです。このセットの潜在能力は素晴らしいものがあるので、どんどん撮影してどんどんレポートいただければ多くの方の参考になると思います。 

36ED+Q7yamada.jpg月面 コ・ボーグ36ED+ビクセン製2倍バローレンズ+Q7ボデー 撮影:山田久美夫様(http://www.digitalcamera.jp/主宰)

<撮影者のコメント>
今日、久々に36ED+PENTAX Q7で、月面を撮影しました。さすがに直焦点では厳しいので、最近は、36EDにビクセンの2倍のバローレンズを装着して撮影しています。少々長めなのですが、半月+αまでなら、フレームに収まるので。

今日は低空でも比較的気流が安定していたこともありますが、やっぱり「36ED」はよく写りますね。なにしろ、普通の三脚に載せて撮影する、お気軽な撮影でも、これだけ写れば、十分に楽しめますね。サクッと画像処理をしただけなので、まだまだポテンシャルを引き出せるような気もしますが、まあ、これくらいの画質ならいいかな?と。

<中川コメント>
山田先生から切れ味の良い月面写真が届きました。掲載が遅れてしまい申し訳ありません。2014デジタルカメラグランプリ金賞受賞の36EDはわずか口径36mm、焦点距離200mmにも関わらずこの写り。恐ろしいほどの切れ味です。コ・ボーグから入門すると天体望遠鏡のイメージが変わるかもしれません。 

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月面 BORG77EDⅡ+E-PL5+TOASTpro 撮影:林亨様

<撮影者のコメント>
こんにちは、林亨です。昨日、協栄産業さんに注文してあったBORG67FLが届きました。今回の月面は、土曜日に4等星の星食があったのですが、その前に撮った77EDIIによる月の写真を添付しますご覧いただけたら幸いです。

<中川コメント>
やはりE-PL5は月面向きのデジカメですね。非常に良く写っています。今度はぜひ67FLでも撮影してみてください。期待しています。
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 S0726195rs.jpg ヤマセミ BORG101EDII+MMF-1【9857】+X-E1ボデー 撮影:西田様

<撮影者のコメント>
 ㈱トミーテック 中川様。ヤマセミを撮影してきました。いつもはダムから河川敷を見下ろすアングルでの撮影になるのですが、この日はダム湖の枝に止まってくれました。高度差がなくほぼ平行目線での撮影ができました。X-E1 + BORG101EDⅡ + MMF-1 での撮影です。

超望遠レンズとミラーレスカメラの組合せはミラーショックによるブレもなく、またEVFの拡大機能とMMF-1での厳密なフォーカス調整で、本当に気持ちの良い画像を量産することができました。枝どまりの横から、正面から、クチバシを開け鳴いているところ、羽繕いの様子のカットを送ります。BORGとFujifilm X-E1の組合せは自然な発色と精緻な描写が秀逸で、撮影後自宅でPCの画面を見ることが楽しみになりました。

ヤマセミフィールドでもBORGに興味を持たれる方が多くなり、私のブログを見てBORGの購入を決断される方も出てきました。先週は5人の方がBORGで撮影していました。驚異的な解像度とカメラメーカーを選ばないマルチマウントが人気になるのは必然かもしれませんね。

 <中川コメント>
生産中止の101EDIIによるヤマセミですが、難物のヤマセミを見事に捉えました。今回の西田さんのコメントは、BORGの特長を非常に良くあらわしています。フジのXシリーズの高精細画像がBORGのレンズの性能をうまく引き出していることがよく分かります。

私はBORGの最大のメリットがこのマルチマウントにあると考えています。同じレンズでもデジカメによって写りが大きく変わるのです。たったの1台の結果で判断してはいけません。私は自腹で一眼デジカメを50台以上購入し比べてきました。全て違います。全てにメリットデメリットが存在します。一面的にモノを見てはいけません。BORGもそうですが、製品には必ずメリットデメリットが存在します。それを分かったうえで、いかにいい面を引き出すかが面白いわけです。そこがあなたの個性になります。西田さんのように、ミラーレス一眼にも目を向けて、BORGの潜在能力をフルに発揮してあげるとBORGも喜んで力以上の成果を発揮してくれるかもしれません。

P.S.デジボーグをしていると、自分との闘いでもあると感じます。特に年を重ねるとどうしても保守的になります。新しいことを受け入れるのが面倒になってきます。複雑な操作やシステムを考えるのも面倒になってきます。そこでどうするか?です。受け入れらないから使いこなせないから簡単に撮れる方向に行く、これはある意味当然の流れでしょう。主流でしょう。

P.S.2 一方で、その流れに抵抗して、少しでも新しいことにチャレンジして、新しいことを吸収して、新しい世界、新しい境地を開拓していく。自分の能力の限界に挑戦していく。それもありだと思います。BORGは後者のチャレンジャーを応援しています。周りがBORGは難しいからやめなさいと言われてもそんなことは関係ないのです。要は自分がチャレンジしたいのかどうか?ということです。

P.S.3 というわけで、この年末年始に今までにない何か新しいことを始めたいという方に「デジボーグ」。良い選択だと思います。共にチャレンジしてみませんか?フォローは可能な限りさせていただきます。というわけで、太陽黒点もまた活発化、ふたご座流星群も極大と天文現象も続きます。野鳥だけでなく天体も楽しいですよ。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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