BORG WORLD 画像作例集

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アオサギ ボディ:PENTAX K-3 レンズ:BORG71FL(直焦点) ISO:800 SS:1/800sec -1ev 撮影者:mukuno様

<撮影者のコメント>
中川様。お世話になります。mukunoです。先日はK-3の速報試写ということで、カラスの写真のアップをありがとうございました。毎日ブログにアップされている写真はどれも素晴らしい解像度で、確かにこれを見てBORGに入ってくる人も多いと思います。私もそうでした。

でも使い始めて分かるのはBORGの凄さ、病みつき度は、決して解像度だけにあるのではありません。それは、カメラレンズの良し悪しの個人的な基準にしている一つ、「透明感」です。もともと透明なはずの空気や水までもが写っているような透明感。これがBORGを使い始めて初めて分かった魅力であり、中毒性を持つ特性です。もう、反則です。これは。この透明感がちゃんと写し取れる時「写真」から「作品」に変わる瞬間だと思います。→中川注:名言だと思います。

添付の写真は冬の早朝池に佇んでいたアオサギですが、寒い早朝の空気感や変わった模様を出していた池、そこに反射するアオサギ、どれもが透明感を写し出してくれていて、71FLに惚れ込む大きな要因になっています。

<中川コメント>
私は望遠レンズはBORGから入ったので、実はあまり実感がないのですが、確かに普通のカメラレンズと比べて解像度だけでなくBORGの透明感の高さに惚れたという方は多いです。特にフローライトはEDにはない吸い込まれるような透明感があり、一度経験すると他のレンズを使う気がしないといいます。このmukunoさんのアオサギも、BORGスタッフFが画像を開いた瞬間に「おおおーっ」と声を上げたほどです。水面に写るアオサギの青の透明感にご注目ください。そういえば、バーダーショップフジノさんがそのHPで「BORGの何に驚いたかというと、水面の写りがクリアーなことだ。」と語られていたほどです。特にフローライトは透明感が半端ではありません。特にボーグのフローライトは独自のコーティングで他社と差別化を図っています。その遺伝子は67FLにも引き継がれています。

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カワセミ5態 BORG71FL+7075+ペンタックスK3ボデー 撮影:笠井高明様

<撮影者のコメント>
中川さま。今年は新製品36ED、67FLと立て続けに発表され販売開始と、ビッグイベントを淡々とこなされ、コ・ボーグ36ED望遠レンズセット(BK)及び71FL(BK)+BU-1セットが2014デジタルカメラグランプリ、撮影・編集補助用品部門で金賞を受賞本当におめでとうございます。久しぶりにMFで中川さんの元気な姿を拝見し安堵もしております。

中川ブログでK3人柱発言を楽しみにお待ちしましたが、どうも他のメーカーのカメラに小遣いを割かれたようで購入の検討を先延ばしにしていましたが、バーダーショップ藤野さんのブログで評価が高かったので先週末購入しました。まだ機材の設定等習熟度も低いのですが先週末に撮影したカワセミ画像をお送りします。止まりものは71FL直焦点で撮影しているのであまり近接撮影ができず解像度の評価は難しいのですがK5に比較すると光学ファインダーも明るくフォーカスエイドの感度も上がり簡単に高画質のカワセミ画像が撮影できます。

飛翔については被写界深度に入った画像は綺麗なのですが、少し外れるとボケが目立ち歩留まりが下がったような気がしますが、カメラの習熟度が上がれば解決できるかなとも思っています。連写も早くなりK5は30枚位撮るとバッファーがフルになり1秒に1枚位のスピードに落ちますがK3は秒2-3枚に落ちて撮り続けられるのも嬉しい状況です。現時点で光学一眼レフAPS-Cカメラの中で手振れ補正内臓、連写枚数フォーカスエイド機能搭載とBORG最強のカメラだと思います。

次の計画は67FLにNikon TC-16AかPENTAX F-AF1.7アダプターを使い半AFシステムでホバリングシーンを量産したいなと言うような野望を抱いています。BORG沼は入り込むとなかなか抜け出せないようですね。

<中川コメント>
MF仲間の笠井さんのK3デビューの作品です。私がK3人柱発言したのにα7Rに浮気したためにご迷惑をおかけしました。K5と比べるとコントラストやシャープネスが向上した感じがします。MFでもK3を使わせていただきましたが、ファインダーの見易さやフォーカスエイドの敏感さや連写等の性能向上が実感できました。デジボーグ最強のデジカメというのもうなずけます。止まりモノもトビモノも高次元で両立できる数少ないデジカメかもしれません。笠井さんには67FLのご注文もいただきました。AFボーグ用としては最強のレンズですので、こちらの作品も楽しみです。

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BORG71FL絞りM57【7057】+ペンタックスK5ボデー 撮影者:春名様

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BORG71FL絞りM57【7057】+ペンタックスK5ボデー 撮影者:春名様

<撮影者のコメント>
BORG71FLは本当にすばらしいレンズだと思います。中川様がブログに載せておられるような作例をモノにしたいと思いつつも、日々様々な被写体にトライしてきましたが、なんといっても被写界深度の狭さからくる、ぎりぎり感とそれを突破してピントがあったときの凄さが何とも言えません。

望遠鏡という形も含めて、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」という世界ですね(笑)鳥などは皆さんのすごい写真をお見せいただいているので、ちょっと変わった虫などの写真を添付させていただきます。絞りM57【7057】が作り出すきれいな丸ぼけも大好きです。ペンタックスユーザーとしてA☆200mmf2.8というすばらしいレンズがあるのですが、晴れた日には間違いなく71FLを持ち出してぐりぐりやっております。これからもよろしくお願いいたします。といっても、修理をお願いすることにはならないよう祈りつつ(笑)

<中川コメント>
BORG71FLのファンがいかに多いかを実感します。71FLは2010年夏の発売以来3年が経ちますが、いまだによく売れており、累計の販売台数もそろそろ1000台の大台に乗りそうです。このクラスの望遠鏡としては異例のヒット商品です。各地の野鳥スポットでBORGを見かけることが増えているのもうなずけます。ありがたいことです。71FLは望遠レンズセットとBU-1のセットで2度もデジタルカメラグランプリ金賞を受賞している名機です。67FLにするか?71FLにするか?迷う方もおられると思いますが、300mmと400mmは別のレンズです。パーツは共用できるので「両方買う」が正解です。今なら67FLも71FLも年内の納品がギリギリ間に合いそうです。

■M42回転台座【4520】用のスペーサーについて
4520fss.jpgいつもありがとうございます。今年の夏に発売しましたM42回転台座【4520】ですが、カメラ用のネジ穴の深さが足りず、カメラ雲台(特に海外製)に取り付けたときに最後までねじ込めないケースがまれに発生しています。そこで、対策として以下のようなスペーサーを製作いたしました。今日発送分から、対応品の【4520】を出荷いたします。お手持ちの【4520】で不都合が発生している場合は、無償でスペーサーを送付いたしますので、大変ご面倒ですがこちらからご請求ください。販売店の在庫品も順次対応させていただきますので、安心してお求めください。
 

【4520】用スペーサー説明書20131211.jpg P.S.弊社の年末年始休業は12月28日~1月5日の9連休です。年内の出荷は26日までの予定ですので、年内納品をご希望の方はお早めにご予約をお願いします。年末年始の充実度の度合いは今の決断にかかっています。明日は天体関連の投稿画像の掲載を予定しています。

P.S.2 最新情報です。67FLの黒の発売日が決まりました。12月20日(金)の予定です。現在、67FL黒の初回出荷分に多少の余裕がありますので、お急ぎの方はお早めにご予約をください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

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