タマシギの親子　BORG71FL＋AF1.7×＋K5ボデー　ノートリミング　撮影：潮時　卓様

タマシギの親子　BORG71FL＋AF1.7×＋K5ボデー　トリミング　撮影：潮時　卓様

＜撮影者のコメント＞
中川様。今晩は。いつも楽しくブログを拝見しております。さて、梅雨に入ったようですが、その前にタマシギの雛が４羽巣立ちしました。さすがにチドリ目で、立派な脚で親鳥の後をついて歩いていました。これを、最近常用している、71FL＋AF1.7X+K5で撮影しました。撮影距離は原画像から想像して頂ければと思います。片持ちフォーク式赤道儀と三脚使用です。

お忙しいところ、余計な画像をお見せすることに躊躇しましたが、71FLの素晴らしい完成度で楽しく充実した撮影ライフを送れていることを、お知らせしたいと思いました。贅沢な悩みを云えば、捨てる画像が少ないことです。どうしても意気込んでシャターを押してしまいますが、改める必要がありそうです。撮影後は、いつも「サンキュウまたね、また明日」と鳥たちに、お礼の挨拶をして引き揚げることにしています。梅雨入りし、お身体くれぐれもご自愛ください。

＜中川コメント＞
私は一度もタマシギを見たことがないので、憧れの野鳥のひとつです。この画像もかなりの距離がありそうですが、トリミングした画像では雛の産毛が写っています。「小さく撮って大きく伸ばす」の典型的な画像です。71FLでボーグライフを楽しまれている様子が撮影者のブログからも伝わってきます。
BORG36EDリーク画像シリーズその2：36ED（白）＋K5IIs

＜中川コメント＞
昨日から始まった36EDリーク画像シリーズ第二弾。こうしてみると白も良い。実はペンタックスQの白ボディとの相性がさらに良い。中央部の黒いジョイント部分がドロチューブになっていて、ヘリコイドなしでもスムーズなピント合わせが可能。軽い、細い、安い？の3拍子。36EDから始まる幸せ。

P.S.中古カメラ市情報です。世界の中古カメラフェアが渋谷の東急東横店で今日5/30～6/4まで開催されます。デジボーガーの注目はレンズでしょう。特に引伸ばしレンズやAFボーグ用のユニットなどをお探しの方は絶好のチャンスかも？

P.S.2　お陰様でここのところ初めてBORGを購入される方が急増しており、デジボーガーが増殖中です。これ自体はありがたいことなのですが、それにつれて今までにないクレームを受けることが増えてきました。その多くが「期待以上に写らない」というものです。この原因は大きく分けて2つあります。ひとつは「フィルター問題」。もうひとつは、「高画素問題」です。

P.S.3　フィルター問題は以前からあったのですが、ここのところのクレームの2件に1件がフィルター問題に起因しています。要は市販のフィルターを対物レンズの前に装着してボーグの写りが悪い、と悩んでいるのです。これは、天体写真出身の私からすればありえないことで、天体望遠鏡にレンズ保護フィルターを装着するなんて自殺行為そのもの、そもそもそういう方はごくごく一部だろうと高を括っていました。このフィルターネジは太陽撮影用のフィルター用のもので、レンズ保護フィルターを装着することは全く想定していなかったのです。ところが、大事なレンズを傷つけたくないという理由で装着している方が意外と多いようなのです。ああ、天体望遠鏡にレンズ保護フィルターを付けてはいけない！なんて常識中の常識なのに・・・。ただ、これは弊社の野鳥写真ファンへの啓蒙不足だったのです。というわけで、本ブログでも何度も書いていますが、レンズ保護フィルターの装着はやめてください。百害あって一理（レンズが保護されるのが唯一のメリット）あり、の暴挙です。せっかくの銘レンズが泣きます。BORGを悲しませないでくださいね。

P.S.4　もう一方の高画素問題も深刻です。デジカメの高画素化により、レンズの性能が要求されるという意味ではBORGに追い風なのですが、あまりにも高画素だとピント合わせやブレに非常に敏感になり、撮影者と周辺機材（合焦装置や三脚周り）を選ぶようになるのです。「あなたの腕の問題です」とは言いにくいので、説明に困ります。私もD7100で高画素問題にぶち当たり、このデジカメでは気軽に撮影できないなあ、気合を入れないと性能が引き出せないなあ、と感じました。旧世代のデジカメの方が適度な画素なので、手持ち、半手持ち撮影で気軽にBORGの性能が出せるのです。その辺の啓蒙活動の必要性も実感しています。というわけで、お客様のBORGに対する期待を裏切らないためにも最新の情報発信は欠かせないと痛感しています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。※明日は終日外出のため、ブログの更新はありません。ご了承ください。