BORG WORLD 画像作例集
2013年1月23日 18:23 89ED,修理・メンテナンス

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 BORG89EDフードを分解してみました。ここまでユーザーサイドで分解できますので、1.分解して持ち運び可能 2.レンズの裏側の清掃が簡単 3.部品の交換も最小限で済むので修理代も格安 4.夜露や雨で濡れてもすぐに乾く 5.全体的にメンテナンスが楽 等々のメリットがあります。白から黒のフードに交換するのも簡単です。(以下参照)

89EDフード20130123.jpg

 89EDフードの交換方法です。慣れれば、数分で交換可能です。フードもその日の気分に応じて使い分ける時代です。フードや鏡筒の色替えが出来ないレンズなど物足りなくなってくると思います。その日の状況に応じてパーツの組み換えが出来ないレンズなど耐えられなくなってくるはずです。「趣味なのに、なぜ?機材に自分を合わせなくてはいけないのか?」と気が付くことでしょう。「機材を自分に合わせる時代」になったのです。

P.S.いよいよ、発売まであと2日。遠方の地域には今日発送しないと25日着に間に合わないので、89EDのご予約の一部は今日発送しています。明日のブログは、89EDの使い方のコツや注意点を中心に解説したいと思います。

P.S.2 今日も89EDのご予約がかなりありました。累計のご予約数は70台を突破。お陰様で2月中旬入荷分も完売しました。新規のご予約分は2月末の入荷予定になります。お急ぎの方は、2月中旬の予約枠が残っている可能性の高い販売店(協栄さんかフジノさんが確実だと思います)にお問い合わせください。

P.S.3 大変遅くなりましたが、89ED望遠レンズセットA【6188】の撮影用システムチャートを掲載しました。ご購入の参考にしてください。89EDの眼視用のシステムチャートはまだ出来ていません。今、しばらくお待ちください。

P.S.4 今日89EDに関して以下のご質問がありました。多くの方が知りたい内容と思われますので、情報共有のため、ブログで公開いたします。

★ご質問 : 下記構成で合焦の範囲はどの程度かご教示ください。また、問題点や改善方法についてアドバイスください。
BORG89ED対物レンズ【2589】+絞りM75【7075】+【7101】+【73002】+BU-1【9000】+MMF-1【9858】+【7528】+【7000】+【5003】+ニコンカメラボデー

★回答:はい、早速上記構成でテストいたしました。結論としては、無限遠~約4mの範囲で合焦しました。

問題点としては、【9858】以降に回転装置がないため、【9858】の微動ハンドルの位置とカメラの向きが調整できない点があります。

これを解消するためには、【7528】の後ろにM57回転装置DX【7352】を取り付ければ良いのですが、上記構成に【7352】を加えるだけでは、今度は僅かに全長が長すぎて無限遠に合焦しなくなります。そのため【7000】を【7923】に変更する必要があります。

最終的に【2589】+【7075】+【7101】+【73002】+【9000】+【9858】+【7528】+【7352】+【7923】+【5003】
以上の構成で、無限遠~約4mの合焦範囲で使用可能です。

或いは、以下リンクのシステムチャート④番の組み合わせも選択肢のひとつになります。
http://www.tomytec.co.jp/borg/uploads/pdf/chartPDF/89ed_bu-1_system.pdf

<中川コメント>
MMF-1絞りM75のご予約も凄いことになっています。89EDの性能をより引き出すには両方とも「あると便利」「あると快適」「あるとよりシャープに写る可能性が高くなってハッピーになれる」、そんな嬉しくなるアクセサリーです。ピントが合う合わないの組み合わせは非常に難しく、パズルのようなもので、私もいまだに把握しきれていません。そんなときは、レンズの中心からカメラのセンサーまでの全長距離が600mmになるような組み合わせを探します。そうすると無限遠にピントが出ます。近距離にピントを合わせるには、そこからプラスしていけばよいのです。ただ、あまり多く足してしまうと無限遠が出なくなります。そこは鷹揚に構えて、受け入れましょう。BORGなら必ず何とかなります。

 

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