BORG WORLD 画像作例集

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2018年1月31日皆既月食 BORG71FL+フロントヘリコイド【7130】+ビクセン製フィリップミラー+マルチフラットナ-1.08×DG【7108】+フジX-Pro1 ボデー 左上: ISO200 1/125秒 左下: ISO800 1/500秒 その他:ISO1600 1/2秒 撮影地:浜松市 撮影:内山耕治様(愛知県)

<撮影者のコメント>
おととし、カタリナ彗星とM101を掲載していただいた愛知県の内山です。 皆既月食は浜松市の実家にて撮影していました。 皆既食の後半から雲がかかってしまいましたが、 皆既食の終わりから急に雲が薄くなり、なんとか撮影することが出来ました。画像データですが、経過が判るようにjpeg画像をトリミング、縮小し合成してみました。 露出時間が少し短いかもしれませんが個人的には満足しています。

<中川コメント>
短時間にうまくまとめましたね。今回の月食の経過が良くわかります。良い記念になると思います。フジのデジカメの発色の良さも光ります。前回の投稿もとても印象に残っています。今後ともよろしくお願いします。

67FL+7108+EPL5+ポラリエ_皆既月食_2018-1-31_ISO1600_4分の1秒_リサイズ・トリミングBL01.JPG

2018年1月31日皆既月食 21:55 BORG67FL+マルチフラットナ-1.08×DG【7108】+オリンパスE-PL5+ポラリエ 撮影地: 横浜市 感度ISO1600、露出時間1/4秒、低振動モード4秒 画像処理:リサイズ、トリミング、レベル調整、トーンカーブ、シャープ処理 撮影者:宮本様

撮影機材67FL+7108+EPL5+ポラリエ.JPG

今回の撮影機材:BORG67FL+マルチフラットナ-1.08×DG【7108】+オリンパスE-PL5+ポラリエ 撮影者:宮本様

観望機材36ED+ナグラーT6-9mm.JPG

今回の観望用機材:BORG36ED+UW9+ポラリエ 撮影者:宮本様

<撮影者のコメント>
㈱トミーテック 中川 様。いつもお世話になります。横浜の宮本です。 皆既月食、天候に恵まれたので最初から皆既時間帯まで撮影ができましたので嬉しいこともあって画像を送らせていただきます。体力的に皆既が終わる頃には寝てしまいましたが満足しています。なにしろ当日の朝の天気予報では曇りが優勢かと思ってましたから、これだけ劇的に晴れてくれるとは思いもよりませんでした。撮影機材は、いつも使っているミニボーグ67FLです。

観望用に用意した機材ですが、ポラリエに コ・ボーグ36EDを乗せてアイピース9mmを使用して常時観望していました。この機材を通して子供やカミさんにも皆既月食を見せてあげられたので良かったです。まだ、撮影した画像を全部見れてませんが、 とりあえずブログにもアップしました。http://wide-angle.cocolog-tcom.com/blog/2018/02/201813167fl71-1.html

これを機会に、天文業界がより活性化すると良いですね。

<中川コメント>
宮本さん、投稿ありがとうございます。宮本さんは36ED、50アクロ、67FLといった小型のBORGを非常に有効に使われている代表的なボーグファンのお一人です。特に子育てと家事と星見を両立されているご様子は尊敬に値します。BORGがその中で大いに役に立っているということはメーカーとしても嬉しく思います。今後もブログの更新を楽しみにしています。

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2018年1月31日(水)皆既月食その5 BORG71FL(直焦点)+絞りM57【7057】M57ヘリコイドDXII【7761】ミニボーグ鏡筒DX-LD【6015】+ソニーα7Sボデー+SWAT-350にて電動追尾 トリミング 撮影:中川昇(横浜市)
<中川コメント>
皆既中に余裕ができたので、デジカメをソニーα7Sに換装しました。フジとは明らかに違った描写になります。連続した階調はより出やすい印象があります。まあ設定次第ではありますが・・・。フルサイズを少しトリミングしていますが、71FLは直焦点でも意外とコマ収差が少ないのに驚きました。

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2018年1月31日(水)皆既月食その6・星食編 BORG71FL(直焦点)+絞りM57【7057】M57ヘリコイドDXII【7761】ミニボーグ鏡筒DX-LD【6015】+フジX-T2ボデー+SWAT-350にて電動追尾 トリミング ISO1250 3秒 撮影:中川昇(横浜市)

<中川コメント>
昨日掲載した月食の画像以外にいくつか特長のある画像がありましたので、順次掲載していきます。今日は皆既中の星食です。拡大すると月のすぐ左側に小さな星が写りこんでいます。この星がこの直後に月に隠されました。星食です。月の周りには意外と星が多く、月の固有運動とともに周りの星が隠されていきます。なかなかスリリングでした。

P.S.弊社のスタッフも今回の月食は頑張って撮影したようです。その画像も追って掲載予定です。それにしても今回は天気予報に振り回されました。次回への反省点を列挙すると、(1)天気予報は鵜呑みにしない。とにかく事前の準備が成功へのカギ。(2)撮影の注意点1:月の方向を合わせる。月の東西南北を合わせるのを忘れた。(3)撮影時の注意点2:事前の正確なピント合わせ。ヘリコイドの目盛を記録する。(4)デジカメはダイヤル式が最適。フジX-T2はISOもシャッタースピードも軍艦部にあるダイヤルで簡単に変更できたので迅速に正確に設定を変えることが出来た。これは大きい。(5)月の高度が高すぎてベランダのひさしに隠れて予定した機材で撮れなかった、という人が意外と多かった。事前のアングル確認が必須。

P.S.2 BORGユーザー様の作例は様々なところにアップされています。その一部をご紹介いたします。アストロアーツの投稿コーナーはこちらから海外代理店ヒューテックのBORG107FLの画像はこちらからユニテックのサイトに掲載されたBORG107FLの作例はこちらから36EDユーザーの方の作例はこちら。BORGのツイッターはこちらから。

P.S.3 BORGで皆既月食が撮影出来たら、ぜひ投稿をお願いします。出来る限り本ブログに掲載いたします。使用機材の画像もあると助かります。投稿規定はこちらから。人生100年時代です。老後は長い。長く楽しめるBORGで余生を楽しく過ごしましょう!

P.S.4 2/5発売の天文ガイド3月号の表紙と巻頭特集に要注目です!ぜひ書店で買ってお確かめ下さい!

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