Nゲージ TOMIX N情報室
181号
2015.5.28
EF62形電気機関車 Vol.1 
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もうすぐトミックスから国鉄仕様とJR仕様の2タイプのEF62形電気機関車がリニューアル発売予定です。今回のN情報室では工場から届いたばかりの未塗装成形試作品で、その仕様の違いを中心にした最新情報をお送りします。
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EF62 国鉄仕様(写真左)とEF62 JR仕様(写真右)
EF62形は信越本線横川-軽井沢駅間の碓氷峠を越えて、通し運転できる機関車として1962年に登場した勾配線用機関車です。

今回発売予定のEF62形電気機関車は避雷器の位置が車体中央に配置され、側面フィルターや側面乗務員窓形状などが変更された2次形と呼ばれるタイプをプロトタイプとしています。

JR仕様は貫通扉にヘッドマーク掛けモールドが有り、またCアンテナ取付に対応しています。
国鉄仕様の内ハメ式テールライト JR仕様の外ハメ式テールライト
25~54号機が2次形ですが、本製品ではさらにテールライトが内ハメ式になった29~54号機をプロトタイプとしています。

JR仕様は外ハメ式に改造された姿を再現しています。

避雷器は国鉄仕様は太目でリブがあるLA15(写真左)、JR仕様はスマートなLA17(写真右)を搭載しています。
モニター窓はもちろん、車体側面上部にある明かり取り窓も窓ガラスをはめ込み、細部にまでこだわりのある再現をしています。
EF62は当時の信越本線の軸重制限の関係で、我が国唯一のC-Cの軸配置が採用されました。
このEF62の特徴ある3軸台車を、立体的かつ細密に再現しています。
車体中央にあるエアタンク群を初めとした床下機器の表現にもこだわって2ピース構造をとり、ご覧のように向こう側が透けて見えるほどの精緻な再現をしています。
EF62 国鉄仕様
EF62 JR仕様
詳細情報<9146>国鉄 EF62形電気機関車(2次形)<9147>JR EF62形電気機関車(2次形・田端運転所)も合わせてご覧ください。
EF62によく似合う14系急行「能登」も同時期発売!
EF62がけん引していた14系急行「能登」も同時期に新発売となります。
3段ベットに対応したシートを新規製作など魅力満載です。
どうぞEF62と併せてお楽しみください。
<92523>JR 14系客車(能登)基本セット