TOMIX HO情報室
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EF81形に『133号機・北斗星色』と『JR貨物更新車』が加わります!
今回はその特徴をご紹介いたします。
2018.01.25up

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 EF81形は、1968(昭和43)年に登場した交直流電気機関車です。直流、交流50Hz・60Hzの3電源対応の長所を活かして、日本海縦貫線を始め、広いエリアで使用されてきました。現在では大きく数を減らしながらも、JR東日本とJR西日本、JR貨物に在籍していますが、JR東日本とJR西日本の同形は既に定期旅客運用はなく、臨時列車や配給列車、工事列車を中心に運転されています。一方、JR貨物所属機は本州での運用が終了し、活躍の場は九州地区のみとなったものの、同地区の主力としてその姿を見ることができます。
 製品は同形の内、『133号機・北斗星色』と『JR貨物更新車』をそれぞれスタンダードモデルとプレステージモデルで発売いたします。
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JR EF81形電気機関車(133号機・北斗星色)
 JR東日本の田端運転所に所属する133号機は、「北斗星色」で上越線対策の改造が施された独特の仕様となっており、前面部のつらら切り用のひさしやステップが特徴的な外観となっています。以前は「北斗星」などのブルートレインにも充当されていましたが、定期夜行列車が廃止になった後も「カシオペア紀行」などの臨時列車で先頭に立つ姿が見られます。
 製品では、2016(平成28)年頃の同機を再現し、ヘッドマークは「カシオペア」に加えて、往時の雰囲気も楽しめるよう「北斗星」「あけぼの」「はくつる」を付属しています。なお、各部のディテールは「VOL.6」の『赤2号・ひさし付』をご参照ください。※写真はプレステージモデルです。
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JR EF81-600形電気機関車(JR貨物更新車)
 『JR貨物更新車』は、富山機関区所属のEF81形を更新する際に、未更新車と区別するためテールライトの高さの位置に白帯が付加されたタイプです。その後、国土交通省の省令により、時速100km/h以上で走行する車両には新たな保安機器の設置が義務付けられたため、2012(平成24)年から旅客会社の所有機と区別する目的で、JR貨物のみに所属する300・400・450・500番代を除いて、車番に600をプラスする改番が行われました。しばらく日本海縦貫線を中心に活躍していましたが、現在は富山機関区所属機はすべて運用を離脱しており、一部が門司機関区へ転属して運行されています。
 製品では電気暖房表示灯が撤去され、点検口がある姿で再現しました。運転室の側窓下にあるバランサー点検口など、JR貨物所属機の特徴を捉えたモデルとしています。※写真はプレステージモデルです。 

ラインナップがますます充実の『EF81形』。
次回の情報室は「カシオペア紀行」が再現できる
『E26系(カシオペア)基本セットB』をご紹介する予定です。

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